4 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:27:53 ID: fI4oeCZm0

 

('A`)「やあ。あけましておめでとう、皆。ドクオです。
    いや、新年早々あれなんですけどね、ほら…あの、あれですよあれ。
    前回のあらすじをしろって言われてるんです。一ヶ月とちょっと開いてたらしいですね。
    申し訳ないです。最初でたての頃はね『速筆だ!』『速筆だよぅ!!』
    なーんて言われてたんですけどね。えへへ、調子にのって書き捲くっちゃってました。
    じゃあ、まあこうやって長々しく話しているのも何なので、あらすじをどうぞ」

 

 

 

5 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:28:49 ID: fI4oeCZm0

<<前回のあらすじ>>

            ブォァァァァァァッァァッァァァ从从"、; 从
               _ー ̄_ ̄从从’, 从"((; 从从")) 从)) 
         ノハ --_- ― = ̄  ̄从从.∴((;".#"%**+)A`); )))人<ワーン!
         , -'' ̄  = __――=',((;".从从;.%;"))>从从))
        /  _-―  ̄=_从,,)`ノ 从ク'''从从)) ;;  )  ))
───────── ― - --
─── /⌒ヽ, ─────────
 ̄ ̄  / ,ヘ  ヽ    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   , ” ' ‐ ,
 ̄ ̄ i .i \ ノハ##゚听)ヽ,   ___,, __ _ ,, - _―" ’.  ' ・,  ’・ ,  /
── ヽ勿  ヽ,__    j  i~""     _ ― _: i ∴”_ ∵,    *+L"#  A`) <ツー!
______   ヽ,, / / __,,, -- "" ─ "ー ・, ; ; - 、・   r=-,/⌒  ~ヽ~,
───────  ヽノ ノ,イ  ─── ― -            i y  ノ' ノi j |

            - ― -─── .─;─.────────━━Λ━,━∴━━━
__       ノハ##゚听)    --,──.──∴─,,────────━━*━ . .; ・
───   r/   (⌒y〜イ,,,ノ     __ ヽ,   、 ・,‘         .   ,ノ ; ; ; ,Λ.
      ,;; /    /ヾ,r'”イj` y'⌒Y⌒´;;`ソヾ,、r X´_,,-‐‐'´〜;..u、ル'、ソ⌒h'";,t, y_ ・;・<ツー……じゃなかったスリー!
    (曲/   ,f  ミ--‐'リ"''‐--''t){"人,;'"r~~`´ ヽ";;,,:リ、゙j"=-,1x
       

 

 

6 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:29:28 ID: fI4oeCZm0

       
       ノハ;゚听) <男って怖い!!やんなっちゃう!!
      ( ヽ_  ⌒,ヽ、
       lヽ_  ソ  ̄_/
          l   ~l
        l   l
          (   ノ
        ヽ  y )
         ヽ  ヽl
          ヽ  )
           l  ll
             l  l.l             ∫
  ∩    ∩   l  ll           ∫
   )`i_  )`i  l l _____
  (    ̄ ̄⌒ ̄ ̄         ̄ ― _ __    _  _
    ̄ ̄ ̄ ⌒─‐___/  _ノ`(#*+""!) _  ̄ 二、`っ^つ)
               / /            ̄     ̄
              / /
             ( __( J
              l,jj,jl,j

――――

( A )「……以上です……」
(´・ω・`)「泣いていいんだよ……。ほら、僕の胸でおn」
ノハ#゚听)「却!!!!!!下!!!!!!!!!」

 

 

7 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:31:24 ID: fI4oeCZm0

(´ ω `)「か、体の震えが止まらないよ……」
ノハ*゚听)「ほらダーリン!今日はいい道具を買って来たの!
      この錆びないように出来ている親指大の金属ビーズみたいなのがのが一杯ついてるのはね……
      ●●●につっこんで●●●するものらしいの!!ダーリンもきっと喜ぶと思って!!
      ほら!!さっそく寝室へ行きましょう!!ほら!!」

(´;ω;`)「その道具はね!!!!男と男だからこそ;ふぁjが!!!!
      前立腺は止めて下さい!!!!ああっ!!お嫁に行けない!!」

ノハ*゚听)「そんなぁ……ポッ。私があなたのハニーなんだからぁん」

 

―――――
――――
―――
――

( ФωФ)「ほら!!見てくださいツーさん!!もうそろそろ海が見えますよ!!
       何か少し前に目を逸らしたい現実があったような気がします!!
       読者の方には不快な思いをさせたという事を、深くお詫びさせていただきます!!」

 

 

8 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:33:40 ID: fI4oeCZm0

(;*゚∀゚)「だから先輩に見えて私の見えない場所で何があったんですか……。
     ま、まあテンプレみたいなんで適当に回想いれておきますね」

――

少し、潮騒の香りが鼻をついた。
いつもかいでいる、化学製品のような香りとは違う優しさがそこにはあって……。
窓から見える、新たな景色が私達の胸を駆り立てた。
いつか来たことがあるような、そんな懐かしい気持ち。

なんだろう……。
新しい発見が、そこにはある気がした。

海――。

そして、私達の夏――。

――

(*゚∀゚)「こんなもんでいいですか?先輩」
( ФωФ)「ああそんなちゃんとしなくていいんですよ?なんかこうもっと適当でいいんです適当で」

(;*゚∀゚)「なんですか!!人がちゃんとやったっていうのに……。じゃあその適当な見本を見せてくださいよ!」

 

 

10 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:35:03 ID: fI4oeCZm0

( ФωФ)「しょうがないなぁ……」

――

夏だよ!!
なんか砂とかね!!
あるよね、ほら!

えっと、あとはほら、あれ。
そう、あれあれ。

えーっと……。

 

塩!!!!

――

(;*゚∀゚)「……?」
( ФωФ)「……え?」

(*゚∀゚)( ФωФ)「……」

 

 

11 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:36:10 ID: fI4oeCZm0

(;*゚∀゚)「ま、まあ何はともあれ『夏旅編』スタートですよ」 

(#ФωФ)「おいコラ!!!何コッチ見てんだよ!!!
       パクリじゃねえかんな!!!おい!!!コラ!!!!
       パクリじゃねえっていってんだろ!!!!おい!!!!!
      『人気ありそうだからパクっちまえよ!フフフフ!!便乗うめぇ!!』
       なんて事はねぇかんな!!!バカ!!!!死ねッ!!!!」

(#*゚∀゚)「うぅるせぇ!!!!!!」
(+`###ωФ)「ずいまぜんでじだ!!各方面の方々!!!」

 

 

第7話「行こうよ!ズズイズイズイズイ『バスの中』のようです!」

 

 

13 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:38:39 ID: fI4oeCZm0

二人が列車に揺られてゆらりゆらり。
窓の外の景色もゆらりゆらり。
そんな素敵な時間から、ちょっと時は戻りまして、約8時間前――。

――

ロマネスク達は夜行バスの停留所でバスを待っていた。
行き順としては、夜行バスに乗ってビップの中心にある、ビップ高速鉄道へ。
そしてそこからゾウリ海岸沿線に途中乗り換えで、ニューソク海岸へと向かう。

(*゚∀゚)「うぅぅっ。夜は冷えますねぇ〜」
( ФωФ)「かといって、厚着していったらニューソクで汗かきまくりですよ?」

(*゚∀゚)「らしぃですね!私ニューソク行った事無いから楽しみなんですよ」
( ФωФ)「いい所ですよ。暖かいですし……、いや、熱いくらいですね。もう色々と」

 

 

15 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:41:46 ID: fI4oeCZm0

――――

ニューソク海岸と言われているが、実際は、その区画で海に面している部分が多いので総称してよく言われているだけである。
正式な名称は、ニューソク海洋研究特例地区。一年をとおして夏が多く、春と秋が少ない。長い夏が終われば、長い冬が始まる。
そんな気候だからだろうか、特有種の魚介類が生息しやすいようであり、それと関連した研究が続けられている。
そして、リゾート産業も盛んであり、一年中を通して各地から足を運ぶ者が多い。
現在は、国の元におかれた自治団体がニューソク海洋研……。

( ФωФ)「……研究特例地区を治めている」
(;*゚∀゚)「そんなパンフレット見ながら頼もしく言われても……」

( ФωФ)「いやぁ、知りたいかなって」
(;*゚∀゚)「……そ、それはそうと、バス来ないですね」

そう言われてみると、バスが来ない。
ロマネスクが周りを見渡すと、他にも2,30人ほど待っている人がいた。

普通、夜行バスなんてものは出発の何十分も前から待機しているはずなのに、
時計を見る今はもう出発しているはずの時間だ。

 

 

16 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:43:05 ID: fI4oeCZm0

( ФωФ)「……おかしいですね。これはなにやら謎の臭いがします。
       なんでも屋は、探偵稼業もしますよ。ふむふむ……足跡は……。いや、風向きも……」

(*゚∀゚)「いや、普通に遅れてるだけでしょ」

(;φω()「なんで!!!なんでそんな事言うの!!?私の幅が狭まっちゃうでしょ!!
      ほら!!早くも顔が狭まってきた!!あああ!!!」

(;*゚∀゚)「……もう騒がないで下さい。
     こうやってベンチに座ってるだけでも寒いっていうのに……。
     もう少し着てくればよかった。ああ失敗、ああ失敗かな」

( ФωФ)「ハッ!私はいつもと変わらず、お気に入りのコートでばっちりですよ。
        ふふんふがふが。こうやって襟に頬擦り付けちゃいます。暖かいですわぁ〜先輩、暖かいですわぁ〜」

 

 

18 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:44:50 ID: fI4oeCZm0

     _,,.-'';;;;;;;;;;/  l| i   /// {{i´      `''=シ、彡'、
    ヾ;;;;;;;;;;;;:-''{   ヽ`ニ=彡/  `''ー    (´  iヽ  ヽ
       ヾ/   '、_,,ノ ,,..ニシ--、,,_        _,-i ヽ }!
      /    /   / ((彡, ミ=■■■■■■■ヤト、 )ツ
     {!   /    >、ミ= 、ヽゝ■■■■■■■ ))´ノ!
     lヽ、 ,'    (   ̄`ヾ.) ■■■■■■■/'´ ハ
     >、ヽ|    ヾミ=‐イ          '、  (__彡'  ',
    /,.- ヾミ、    {`=彡r,.       /  (´_彡'i、  ! 腹立たしい限りね。
    .l/=-'´ ̄ヽ、   `{´ { {{{i、_ノ  ー-`ニ-   ∧ !  ヾ!,ノ   子猫ちゃんのようなお顔をなさって。
   /´/ ,,. ‐={ヽ、   ``ヽ ̄ヽ、 `''ー'  ,.イリノ' ヽ  |l!     ぶって差し上げますわ。
  ./ ,,.=l/ ,,.=={ヽ、` = _  、ヽ  ` 、   ,.イ ,,.ノ  l ノ==、
  l/ ,r=f//´ ̄ト、 `= __ ヾ、ヽ ',    `´ !/  _,,,.ノヽ==、ヽ

※注 ツーです。

(#)ωФ)「理不尽な暴力反対です……」
(;*゚∀゚)「ああもう寒い!!!!寒いよ!!!!もう眠くなってきた!!15なのに凍死!?凍死なの!?」
(;ФωФ)「ツーさんいい感じにエンジンかかってるじゃないですか。もう完全にギア違いですけど。……しょうがないなぁ」

 

 

19 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:46:05 ID: fI4oeCZm0

そう言うと、ロマネスクはコートのボタンを外し、ツーを引き寄せる。
そのままツーを、コートでくるむ様にした。

( ФωФ)「このコート大きいから、こうやって暖まってましょう。特別ですよ?」
(;* ∀ )「ちょ……え!!?あ、あれがおいせgさぎがは:hか:hkぽr」

↑現実世界
――――
↓ツーの脳内

       =     =   =  ─── =───     =   =    ─
  =  =───= =   =─      ─=     =─────=    ─=
    =   =     =     =   =        = =          =

            ,i□i ̄ヽ
            (゚∀゚*)0)(二0 ふぅほほほほほっ!!!!!
            ∠(二G /    =      =            =
          ∧∧/^ヽ-、ヽ  /l/l__________     =
        (0 ('A`)(___)=◎,ll( ̄ヽΣ===================              =
                    \iヽi ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      まあ踏まれるのは嫌いじゃないんですけどね。

 

 

20 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:46:38 ID: fI4oeCZm0

           r'丁´ ̄ ̄ ̄ ̄`7¬‐,-、           /
        r'| |          |  |/  >、     /
        ! | |          |  |レ'´/|       |   待 て
        | | |   /\   |  |l  /⊂う    |
        | | |__∠∠ヽ_\ |  リ /  j     ヽ   あ わ わ 、 あ わ あ わ あ わ て る な
        |´ ̄   O   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`!      〉
        l'"´ ̄ ̄ヾ'"´ ̄ ̄`ヾ::幵ー{       /   こ れ は 先 輩 の 罠 だ
        ⊥,,,,,_、    ___,,,,,ヾ| l::::::|      |
         l■■■■■■■■  | l::i'⌒i    |    罠 な 輩 な 先 先 輩 罠
         l■■■■■■■■ | l´ ( }    ヽ
         l     {         U | l 、_ノ    ∠ヘ
        l   / ̄  ''ヽ、   | l ヽ_       \,_________
           !  ハ´ ̄ ̄ ̄`ト、  |亅〃/\
        ,人 f ´ ̄ ̄ ̄``ヾ  j ,!// {_っ )、
      // `ト、__iiiii______,レ'‐'//  _,/ /スァ-、
    ,.イl{ { 々 !/´しllllト、 ̄`ヽ、 // /´,.-、 /彑ゝ-{スァ-、
  ,.イ彑l l > ゞ く l 〃 l|ハ.lヽ、 ハVゝヽ二ノ/ゝ-{、彑ゝ-{、彑ァ-、
,.イ彑ゝ-'l l ( (,) レシ′   !l `ソァ'´    _ノ7{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑{
ュゝ-{、彑l l  ` -イヘ      !l // /⌒ヽヾ/_ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、
 {、彑ゝ-'l l f⌒Yハ ',    !l/ / ヽ_う ノ /-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ
彑ゝ-{、彑l l{ に!小 ヽ   /!l /   ,/ /彑ゝ-{、彑ゝ-{、彑ゝ-{、

注 ツーです。

↑ツーの脳内
――――

21 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:47:33 ID: fI4oeCZm0

↓現実世界

 

え、あれ?
なんだこれなんだこれなんだこれ!!!!
たっくん!?

早くこれ止めなさい!!!

たっくん!!!!!
たっくぅん!!!!!

( ФωФ)「早くバス来ませんかね」

いやいやいや!!!!
そうじゃないそうじゃないそうじゃない!!!!
そこじゃない!!!!
たっくん!?

それ早く返しなさい!!!

たっくん!!!
たっくぅぅん!!!!

( ФωФ)「あ、眠たかったら寝てていいですよ。起こしてあげませんけどね」

 

23 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:48:53 ID: fI4oeCZm0

なんかよくわからないけど、とにかく暖かいや。
……もうそれだけでいいかな。

(* ∀ )「……なんですかそれ。意地悪しないで、どうせなら起こしてくださいよ」
( ФωФ)「じゃあしょうがないので起こしてあげます」

もう、一年かぁ。
本当に短かったな。
楽しい時間がすぐ過ぎるって、本当だったんだ……。

――――
―――
――

少しだけ、ここ一年の夢を見ました。

そして目を覚ますと、私は揺れるバスの窓際で。
うとうとしている先輩の顔を、目を擦りながら、ぼやけるように見ていた。
どれくらい寝たんだろう?

(*ぅ∀゚)「……先輩。なんで先輩まで寝てるんですか……先輩!」
( ぅωФ)「……?私はまだゴールド会員じゃないですよ?シルバーのはずですけど……。
       はい、はい……。え?30回来るとゴールドなんですか?
       ああそうなんですか。はい、はい。あっ、指名し放題なんですか!?」

(;*゚∀゚)「何の夢だよ」
(`ФωФ)「ソープです!!!!」

 

24 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:50:03 ID: fI4oeCZm0

――――

( #ω#)「ああすいません。いや、バスが来たとき起こそうとしたんですけど、中々起きなさそうでしたし……。
       それにツーさん。凍死したかと思うくらい綺麗な寝顔してましたからね、
      もうひやひやしましたよ!寒いだけに?なんつって!!」

(#*゚∀゚)「……」
(;ФωФ)「ああごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!内腿だけはつねらなあああぁぁぁ!!お願いしまぁぁぁ!!!!
       痛い痛い痛い!!!シャレになってない!!シャレになってない!!たっくん!?たっくん!!!!」

(*゚∀゚)「ま、まあそれはそうと!今どのへんなんですか?」

( ФωФ)「もうすぐでゾウリ海岸沿線の大きい駅へ着くんじゃないですかね?
        始発列車で行って、ちょうどお昼前に海に着く手はずですもの」

(*゚∀゚)「じゃあ朝ですね。あと……2時間くらいかぁ」
( ФωФ)「まだ時間ありますから、ツーさん寝てていいですよ。起こしてあげます」

 

 

25 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:51:30 ID: fI4oeCZm0

(*゚∀゚)「……。なんで、なんでそんなに今日は優しいんですか?変に勘ぐっちゃいますよ」

( ФωФ)「いやぁ、ツーさんには、旅行くらいは羽を伸ばしてもらいたいじゃないですか。
        若いのに、いつも安月給で僕の下で働いてもらっているんですから。上司として当然って奴ですよ」

普段は、たよりなくて、下品で、変態で、どうしようも無い人なのに……。
たまにだけ、こうやってかっこよく見える先輩は、やっぱりズルいや。

(*゚∀゚)「……好きでいるんだから、そんな事気にしなくてもいいです」
( ФωФ)「……?何か言いました?」

(*゚∀゚)「何も言って無いです。じゃあお言葉に甘えて……」

――――
―――
――

 

26 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:52:51 ID: fI4oeCZm0

(*ー∀ー)「……Zzz」
(;ФωФ)「や、やっと寝はりましたか……。
       (ガマンできなくて、金の粒はいてきちゃって今になってかゆくてかゆくてたまらない!!
        なんて言ったら殴られるし、隣で急にパンツ履き替え始めたらそれこそ死亡コースですしね。
        今寝てもらってるうちに履き替えないと……)」

ジタバタ ∩  
     ||
     (;ФωФ)∩<かゆいでしかし!かゆいでしかし!
     丿  ノ 
      金.つ=@ ジタバタ
     し~

 

――――

 

バスの揺れと、ほのかに伝わる先輩の温かさで、私はすぐに寝てしまっていて。

また目を覚ますと、窓から見える、ビップとは違う色をした太陽が、半分顔を出していて、
反対を見ると、先輩が小説を読んでいました。
よく見ると官能小説でした。
一発殴っておきました。

 

27 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:53:49 ID: fI4oeCZm0

( ФωФ)「おはようございます。ツーさん。ほら!!駅ですよ駅!!」
(*ぅ∀゚)「……っ。おはようございます。って、駅ははしゃぐところじゃないでしょうよ」

( ФωФ)「あっ、ツーさん」
(*゚∀゚)「はい?」

 

( ФωФ)「ちょっと尺がなくなったので、ここいらで話をきらないといけません。締めの一言お願いします」
(;*゚∀゚)「……え?尺って何ですか。尺って」

( ФωФ)「ああもうしょうがないな……」

 

28 名前: ◆Cy/9gwA.RE Mail: 投稿日: 08/01/03(木) 23:54:40 ID: fI4oeCZm0

 *     +    巛 ヽ
            〒 !   +    。     +    。     *     。
      +    。  |  |
   *     +   / /   僕達の夏はこれからだ!!!!
            / /
      (ФωФ / / +    。     +    。   *     。
      ,-     f
      / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        ( ФωФ)ようこそ!何でも屋『浪漫堂』へ!のようです
     〈_} )   |                                第7話「行こうよ!ズズイズイズイズイ『バスの中』のようです!」完
        /    ! +    。     +    +     *         http://applevip.web.fc2.com/
       ./  ,ヘ  |
 ガタン ||| j  / |  | |||
――――――――――――  

 

(;*゚∀゚)「あ、ああ……。そういう締めなんですか……」

 

第7話「行こうよ!ズズイズイズイズイ『バスの中』のようです!』 終わり!

 

 

 

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