2 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:37:23 ID: d7zpVHaf0

バーボンハウス経営者、ショボン

 

VIP研究所にいたものの、3年前にVIP研究所をやめた

その後、バーボンハウスを立ち上げ、そこでお酒と情報を売っている

バーボンハウスの標語は……『来るもの全てにときめきを』らしい

 

その標語に当時のクーは笑い飛ばしていた

私もそこへ行ってときめきを貰おうか、ははははは……という感じで

 

 

(´・ω・`) 〜狼7〜

4 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:39:40 ID: d7zpVHaf0

少し昔のことを思い出した。
これは今から1年ほど前のことである。

私はいつものように人の来ないバーボンハウスで働いていた。
まあ人が来ないのはいつものこと、と思いながらぼんやりとカウンターに座っていた。
もとよりバーボンハウスに人が訪れる時は大抵、情報を聞きに来る時なので、人がいないに越したことはないだ。

そんなある日の深夜、血で全身を濡らしてる1人の女性が訪れた。
その全身を赤く染めた様はまるで、童話に出てくる赤頭巾のようだった。
あの時はさすがの僕も驚いたね。

その後の「ここで働かせてくれ」発言にはさらに驚いたけどね。

 

(´・ω・`)「……煙草でも吸おうかな」

5 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:42:38 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)y−~~「ふぅ……」

煙草はいいね。
これがないと馬鹿な自分に嫌気がさして自殺してしまいそうだよ。

さて、一服も済んだところだし少し遅めのお昼を取るかな……おや?
ベッドの上で聞きなれた振動音が響いてきた。

(´・ω・`)「電話?誰だろ?」

少し考える。
可能性としてはドクオが1番、次いでヒートが2番目に高いだろう。
まあ、電話に出れば誰か分かるけどね。

(´・ω・`)「もしもし」

『こんにちはショボン。頼みたいことがあるので今すぐバーボンハウスに来れないか?』

(´・ω・`)「……クーか。これは予想外だったよ」

『何の話だ?』

(´・ω・`)「いや、気にしないで。それより用件を聞きたいんだけど」

『鉄槌を使った』

……なるほどね。

7 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:45:36 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「今、どんな感じ?」

『右腕の肉はいい具合に焼けてしまっている。中身は肘から下が思うように動かない』

想像してしまった。
……お昼は肉なしの献立にしよう。

(´・ω・`)「分かったよ。お昼を食べてからバーボンハウスに向かうけどいいかな?」

『む?昼ごはんまだ食べてなかったのか?ならあっちに行ったら私が作ってやるから安心しろ』

(´・ω・`)「でも片腕で料理するのはきつくない?」

『それくらい朝飯前だよ。精力がつく様に豚肉をメインにしたやつでいいかな?』

(´・ω・`)「…………肉は無しの方向でお願い」

『ふむ?把握した』

クーの返事を聞き、電話を切る。
そして出かける用意をする。
それにしても……なぁ。

(´・ω・`)「いいこなんだけどなぁ……もう少し気遣いを覚えてほしいのは贅沢かな……」

思わず溜息が出てしまった。

8 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:48:22 ID: d7zpVHaf0

…………
……

バーボンハウスに着いた。
どうやら僕が一番乗りのようだった。
さて、クーが来ることだし地下室の準備でもするかな。

(´・ω・`)「といっても明かりをつけるだけなんだけどね」

まあ、クーの右腕の状態を見るまでは行動を起こせないから当然といえば当然かな。
ぽちっとな。

 

しばらくするとクーがやってきた。
おや?ドクオも一緒なのか。
まあ、ともかく。

(´・ω・`)「やあ。ようこそ、バーボンハウスへ」

2人を出迎えた。

10 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:51:53 ID: d7zpVHaf0

川 ゚ -゚)「野菜炒めとトースターで本当に大丈夫か?」

(´・ω・`)「うん、それでいいよ」

( A )「……」

川 ゚ -゚)「それじゃあパッパと作るからそこで待っててくれ」

(´・ω・`)「うん、分かったよ」

( A )「……」

(´・ω・`)「ドクオ?」

( A )「……なんだよ」

(´・ω・`)「いや、君のほうがどうしたのさ?何かやけに暗いけど」

( A )「……ちょっと欝なんだよ」

川 ゚ -゚)「……」

ふむ。
何があったか分からないけど後で相談に乗ってあげるかな。
とりあえずはお昼を食べてクーの治療をした後になるけど。

12 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:54:11 ID: d7zpVHaf0

クーの作った料理はまあ、うん……可もなく不可もなくって感じだったかな?
トースターと野菜炒めだからそんなもんだろうけどね。
お昼を食べ終わった後、僕とクーは彼女の右腕を診るために地下室に足を向けた。
ちなみにドクオはカウンターに置いてきた。

(´・ω・`)「今回も見事に焼いちゃったね」

川 ゚ -゚)「すまんな」

(´・ω・`)「いくら義手だからってクローン細胞は焼けちゃうし内部の方も影響があるんだからもっと自愛してほしいものだよ」

川 ゚ -゚)「自愛してるぞ」

(´・ω・`)「どの口がいってるんだい?」

川 ゚ -゚)「自愛してるからこそ『鉄槌』を使ったんだよ」

(´・ω・`)「……」

……はぁ。
つまりクーは殺したわけだ。

(´・ω・`)「使っても構わないけどあまり僕に頼らないでほしいね。……また彼らに言われてしまうよ」

自分の考えが明確になる前にとっさに言葉を紡ぐ。

16 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 20:56:59 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「とりあえず麻酔打つから服脱いで」

川 ゚ -゚)「せっかく着替えてきたのにまた脱ぐのか……把握した」

クーは渋々ながらワンピースを脱ぐ。
そんなクーを僕は見る。
べつに下心なんてない。
ただ、ぱんつ一丁のくせに冷静というか堂々としてるというか、そんな態度をとられたんじゃこっちが恥ずかしくなってくる。
もう少し女性の自覚を持ってよ、クー。

そんなわけで少しからかってみた。

(*´・ω・`)「こういうときは乳首に注射すればいいんだよね?」

川 ゚ -゚)「慣れない冗談を言うものじゃないぞ、ショボン。
     あと、そんなことしたら殴る」

(´・ω・`)「…………はい」

一気にクールダウン。
本当、慣れない冗談は言うものじゃないね。

18 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:00:18 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「んじゃ、右肩に注射することにするよ。いくよ」

川 ゚ -゚)「分かった……ん」

(´・ω・`)「痛かった?」

川 ゚ -゚)「まあ注射くらいどうってことはないがな」

(´・ω・`)「そうか。んじゃ、今度はクーの細胞とクローン細胞の接着面を切り離すよ。言っておくけど内部の切り離しはまだだからね」

川 ゚ -゚)「把握した。さあやってくれ」

メスを腕と肩の間の傷痕に入れる。
傷痕、と言うより接着部分と言った方がいいだろうか。
肉はサクサク切れ、あっという間にメスは肩を一周した。

(´・ω・`)「ふぅ、接着面は切り離したから次はCOOL本体と義手の切り離しをお願いね」

川 ゚ -゚)「把握した。ロック解除、エナジーライン切断…………切り離したぞ。すまんが引っこ抜いてくれないか?」

まあ部分麻酔もしてるし片腕だから自力で義手を取り外せないからね。
とりあえず言われた通り引っこ抜くとしますか。

(´・ω・`)「いくよ……よっと」

クーの右腕を掴み、思いっきり引っ張る。
ガギンッという音と共に右腕はクーの体から離れた。

20 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:03:30 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「さて、出血も酷い事だしちょっぱやで新しい腕をつけるよ」

川 ゚ -゚)「頼む」

クーの義手は戦闘用の義手といえばいいのか、荒事ばかりだからすぐ壊れたりする。
そのためいくつかストックがある……クーが持ってきたり作ったりしてる物だけどね。
まだクローン細胞の肉付けをしてないので骨みたいな義手だが、肉付けは後からの作業で行うので問題なし。

川 ゚ -゚)「ジョイントロック、エナジーライン接続…………腕の接続は完了したぞ」

(´・ω・`)「どう?」

川 ゚ -゚)「ベクター安定……通電率……………む?もしかして誘電体を変えたか?」

(´・ω・`)「うん。こっちのほうがいいかなと思って」

川 ゚ ー゚)「うむ、前より通電率が上がっているな。これならより強力な『鉄槌』を使えそうな気がする」

(;´・ω・)「せっかく作った義手を壊すこと第一に考えないで」

川 ゚ -゚)「……把握した」

いやいや、そこで何で残念そうな顔をするのさ君は。

21 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:05:58 ID: d7zpVHaf0

川 ゚ -゚)「む?」

クーの上体が揺れる。
無駄話をして血を流しすぎたか。
先ほどメスで入れた傷がまだそのままだしね。

(´・ω・`)「そろそろ肉付けに入ろうか。クー、パンツも脱いでそこのカプセルの中に入って」

川 ゚ -゚)「把握した」

(´・ω・`)「中に入ったら呼吸器をつけるのを忘れないでね」

川 ゚ -゚)「分かってる」

クーはカプセルの中に入り、呼吸器をつける。
このカプセルは昔、研究所から貰ってきたものだ。
これがないと僕の野望も果たせないしね。
さて、では肉付けをするかな。

(´・ω・`)「ぽちっとな」

スイッチを押すと同時にカプセルが動き出す。
カプセルの中を液体が入っていく。
ほどなくして、液体はカプセル内を満たした。

(´・ω・`)「さてと」

あとは液体内のHT酵素が勝手に肉付けしてくれる。
僕はカプセルを放置して地下室を出た。

22 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:08:31 ID: d7zpVHaf0

( A )「……」

カウンターに戻ってきた。
ドクオは僕らが地下室に行く前となんら変わってない様子だった。

(´・ω・`)「ドクオ、この煙草はサービスだから吸って落ち着いてほしい」

( A )「……酒は?」

(´・ω・`)「昼間からのお酒は無粋だろ?」

( A )「……把握した」

僕らはカウンターに座り、煙草を吸う。
うん、旨い。

(´・ω・`)y−~~「……で、何があったの?」

( A )y−~~「……」

24 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:11:10 ID: d7zpVHaf0

( A )y−~~「……あいつさあ、善い奴なの?それとも悪い奴なの?」

あいつとはクーのことだろう。
だとしたら答えは簡単だ。

(´・ω・`)y−~~「悪い奴に決まってるだろ」

( A )y−~~「……何でさ?」

(´・ω・`)y−~~「クーはVIPに犯罪者として扱われてるからだよ。
          理由はそれだけで十分だろ?」

( A )「……」

ドクオは煙草の火を消し、こっちを見る。
そして呟いた。

( A )「そんなこと聞いてるんじゃねえよ」

僕もドクオに倣って煙草の火を消す。
そして聞いた。

(´・ω・`)「何があったの?」

26 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:13:33 ID: d7zpVHaf0

一通り話を聞いた。
ドクオの制止の声を聞かずにツンに止めを刺したクーのこと。
数時間前まで親しく接してくれたクーが見せた残虐性にショックを受けたこと。
そして先ほどと同じ質問してきた。

( A )「あいつさあ、善い奴なの?それとも悪い奴なの?」

(´・ω・`)「ふむ」

つまりドクオはクーの考えてることが分からないからこんな質問を投げかけているのだろう。

道徳面の説明は少し難しいが語るとしようか。
多少、偏った説明になるが許してほしい。
その方がドクオのためだしね。

(´・ω・`)「彼女は悪い奴さ」

( A )「どうして?」

(´・ω・`)「……少し道徳の話をしようか。
       道徳と言うものは精神の善悪性を決めるものだ。
       それは個人個人で多少の違いはある」

( A )「それが?」

28 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:16:06 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「要は自分の基準で善か悪か定めてるってことさ。
       道徳なんてそんなものだ。
       そしてクーは誰と接しても『自分は悪だ』と思ってしまうだろうね。
       そう思ってる限り、彼女はずっと悪なんだよ」

('A`;)「……」

(´・ω・`)「彼女は自身が大事にしてた者を殺したと罪を強く意識している。
       そう考え続けるのなら、彼女はこの先ずっと罪人だよ。
       その罪は誰にも……彼女自身にも罰することができないからね」

('A`;)「……」

(´・ω・`)「でも償いたいと彼女は思い、そしてその邪魔をする者は誰であろうと許さない。
       だから排除する。
       こういう奴が善であるはずがないさ」

ここでの説明はあえて『クー』とは言わず『彼女』と言う。
これは『彼女』がまだどちらの方なのか分かってないためだ。
いつもは便宜上、『クー』と呼んでいるが、どちらかを殺したときの話は名前を伏せたほうがいいだろう。

29 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:18:22 ID: d7zpVHaf0

('A`;)「でもさっき犯罪者だと言ってなかったか?償いたいなら警察になりvipperになり行けば罰を与えてくれるんじゃね?」

(´・ω・`)「あれは政府お抱えのAIを壊した罪であって、彼女の大事な人を殺した罪じゃないんだよ」

('A`;)「……」

(´・ω・`)「まあ、そんなこんなで彼女は悪なわけさ」

重い空気を退かすためにわざと明るく言ってみた。

(´・ω・`)「そんなわけだからさ、ドクオ」

重い空気のままこの先を話すとドクオはまた欝になっていまいそうだから、努めて明るめに話す。
どうしてもこれだけは言っておきたかった。

 

 

 

(´・ω・`)「彼女をあまり見ないほうがいい」

 

 

31 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:21:21 ID: d7zpVHaf0

('A`;)「……え?今なんて?」

(´・ω・`)「君は甘すぎる。彼女みたいなのを直視すると駄目になるからね。彼女は正義の味方じゃないんだよ」

彼女と向き合ってしまったのなら聞いただろう?

狼、とね。

('A`;)「で、でも!」

(´・ω・`)「現にさっきまで鬱になってたじゃないか」

('A`;)「……」

ドクオは何も言い返せない。
僕としてはドクオがクーに近づいてほしくない。
彼女は例えるなら毒だ。
甘い毒なら一時の幸せもあるだろうが、彼女の場合は…………おや?

(´・ω・`)「電話?こんな時間に誰だろ?」

ポケットから携帯電話を取り出し、立ち上がる。
本当に誰だろ?

34 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:24:00 ID: d7zpVHaf0

('A`;)「ちょ、待てよショb「電話に出るから黙ってて」(´・ω・`)

ドクオは先ほどの話で言い足りなかったのか僕を呼びとめようとする。
が、僕も電話に出なきゃいけないのでドクオを黙らせる。

(´・ω・`)「もしもs」

『COOLを治療するなんて貴様は一体何を考えてる!!!?』

(;´・ω・)「っっっ!!!!!」

携帯電話から響いてくる大音量に思わず耳を遠ざける。
……VIPの連中か。
まったく、いい迷惑だよ。

36 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:26:35 ID: d7zpVHaf0

(;´・ω・)「あー……治療しても良いと言ったのはそちらの方ですよ?」

『そんなこと言った覚えはない!!』

忘れたのかよ。
しかし、クーの治療をしていることを掴むの早すぎじゃないか?
それこそリアルタイムでストーキングしてたとしか……

(;´・ω・)「もしかしてクーが戦った後ずっとつけてきてたとか?でバーボンハウスに入ったから治療してると思ったと?」

『………………………………………………………』

あ、黙ったよこいつ。
……図星かよ。
まあともかく図星だとしても僕の意見は変わらないけどね。

(´・ω・`)「で、用件はそれだけですか?」

『なに?』

(´・ω・`)「前にも言ったでしょう。
       僕は中立の立場で動く、とね」

『それが答えだと言うか?ふざけるな!』

40 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:29:18 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「ふざけてませんよ。
       クーはvipperの襲撃で住む場所を転々としています。
       しかし、どんなに追われても必ずここには顔を出す。
       つまりここのバーボンハウスを拠点にしているわけです」

『…………………』

(´・ω・`)「それだけここにいるメリットがあるわけです。
       そのメリットがなくなったらどこに逃げるか分からない。
       国外に逃走されるよりはここに留めておいた方が貴方がたとしても都合がいいでしょう?
       足止めのために治療くらいどうってことはないと思いますが?」

『………………………………………………………』

(´・ω・`)「もしもs」

『………………………………………………………………………………プツ………ツーツー』

あ、切りやがった。

 

(´・ω・`)「まったくもう」

('A`;)「何を話してたんだ?」

(´・ω・`)「なんでもないよ」

42 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:31:37 ID: d7zpVHaf0

('A`;)「でもクーって言ってたよな?」

(´・ω・`)「なんでもないよ」

('A`;)「なんでもないわけがないだr「しつこい」(´・ω・`)

('A`;)「……」

こういう汚いことは話さない方がいい。
ドクオは甘いから、世の中の薄汚さなんて知らない方がいい。

すまんね。

 

('A`)「はぁ、いつものことだけどさ、お前って肝心なところは話さないよな」

(´・ω・`)「……」

('A`)「……」

47 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:34:02 ID: d7zpVHaf0

カウンターに沈黙が訪れた。
まあ、これ以上語るべき事柄はないので別にかまわないが……少し気まずい。
そう思ってたところでドクオは口を開いた。

('A`)「なんで何も教えてくれないんだ?」

(´・ω・`)「…………出来の悪い弟には刺激が強すぎるからね」

('A`)「……そうか」

 

 

(´・ω・`)「ん?」

('A`)「どうした?」

(´・ω・`)「入口の方から音が聞こえたんだけど……ネズミかな?」

('A`)「きっとネズミだ」

(´・ω・`)「そうか」

50 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:36:19 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「でも少しばかり大きなネズミだね」

('A`)「そうだな。なんか服も着てるっぽいし」

(´・ω・`)「まあこういう時は無視するのが一番だよね」

('A`)「だな」

 

  _
(#゚∀゚)「そうやって折角来たお客を追い返すつもりかい?」

うるさいなあ。
今、ナーバスな話をしていたんだから邪魔しないでよ。
ぶっちゃけ話すことないんで消えてくれないかな。

(´・ω・`)「今は営業時間外だよ」
  _
( ゚∀゚)「いいじゃねえかよ。酒を頂くわけじゃねーんだし」

(´・ω・`)「……やれやれ」

情報の方でのご用なのか。

54 名前: 7話 ◆pGlVEGQMPE Mail: 投稿日: 07/09/07(金) 21:38:43 ID: d7zpVHaf0

(´・ω・`)「しかしなぁ」

いつもは誰も僕の所にこないのに、今日に限って僕に用がある人間が多いな。
クーやドクオ、VIPの馬鹿やこの男。
まったく、今日は喧しいね。

(´・ω・`)「で、何を知りたいの?」
  _
(*゚∀゚)「お?教えてくれるのか?」

(´・ω・`)「情報によって値段はまちまちだからお財布と相談してね」
  _
(;゚∀゚)「げ、金取るのか」

(´・ω・`)「当たり前だろ」
  _
( ゚∀゚)「そっか。ならまずは………………………………………

 

 

 

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