65 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 14:53:15.29 ID:MYI35SKJ0

もしも……なんて来なければよかったんだがな、とクーは呟いた

読込終了……本当にいいのか?とCOOLは訪ねた

クーはCOOLの質問に頭を縦に振り

 

 

――――――――同化を開始した

 

川 ゚ -゚) 〜狼3〜

 

67 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 14:56:41.84 ID:MYI35SKJ0

ξ゚听)ξ「ブーン、こっちにいらっしゃい」

( ^ω^)「ツン、どうしたんだお?」

ξ゚听)ξ「貴方に聞きたいことがあるんだけどいいかしら?」

( ^ω^)「ブルベリアイだお」

ξ゚听)ξ「そう……なら聞くけど、貴方に心と言う物がないのよね?」

( ^ω^)「そうだお」

ξ゚听)ξ「なら、心があればいいって思うことはある?」

( ^ω^)「ブーンには心がないから、あればいい、と考える事はないお」

ξ゚听)ξ「なら貴方は人間なの?それとも機械なの?」

( ^ω^)「性能としては人間に近いお。でもブーンはクローン人間だから、完璧に区分けできないお」

ξ゚听)ξ「そう」

( ^ω^)「ツン、どうしたんだお?」

ξ゚听)ξ「何でもないわ……ねえブーン」

( ^ω^)「なんだお?」

ξ゚听)ξ「あたしを抱いて」

 

68 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 14:59:10.63 ID:MYI35SKJ0

( ^ω^)「抱くって、母親が子供にするように優しく抱きつくことかお?それとも男と女がするというセッk「前者よ!」ξ#゚听)ξ

( ^ω^)「把握したお」

ξ゚听)ξ「優しく……優しく抱きなさい」

( ^ω^)「……」

ぎゅっ

ξ゚听)ξ「……ごめんね」

( ^ω^)「……」

 

 

 

 

 

 

 

69 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:01:38.93 ID:MYI35SKJ0
………
……

ツンが帰った後、私たちはバーボンハウスで朝まで飲み明かした。
そうして昨日に引き続き、ドクオと一緒に帰る。
ちなみにショボンは後片付けをしてるため、バーボンハウスに残ると言って、私たちを先に帰らせたのだ。

('A`;)「…」

川 ゚ -゚)「どうした?」

('A`;)「ボトル5本も空けてるくせにピンピンしてるな……」

川 ゚ -゚)「気にするな。ヤケ酒というものだ。それに途中でトイレにいって余計な水分は出したから安心しろ」

('A`;)「ヤケ酒なら尚のことフラフラになってるんじゃね?てか、余計な水分は出したとか言わなくていいから!」

川 ゚ -゚)「そうか」

('A`;)「しかし本当に大丈夫なのか?」

川 ゚ -゚)「大丈夫だ。私は昔からお酒に強い女だったんだ」

('A`;)「……昔って幼い頃から酒を嗜んでたみたいな言い草だな」

70 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:04:44.58 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)「それよりも自分の心配をしたらどうなんだ?お酒を飲みすぎて自分の足で歩けないじゃないか」

('A`;)「……モウシワケナイ」

今、ドクオは私に肩を預けている。
まったく、この年になってお酒のペースを考えない奴だ……ん?
そういえばドクオの年を聞いていなかったな。
そういうわけで聞いてみた。

川 ゚ -゚)「そういえば、ドクオって何歳なんだ?」

('A`;)「23だよ。ショボンとヒートの中では一番年下だな」

川 ゚ -゚)「なるほど。だから、世話のかかる弟属性が板についてるわけだ」

('A`;)「世話のかかる弟属性ってなんだよ」

川 ゚ -゚)「今の状態を見てみろ。体たらくな弟を世話する姉、という構図だろ?」

('A`;)「姉?お前が?どう考えても姉には見えませんが何か?大体その容姿で俺より年上とかありえねーって」

川 ゚ -゚)「……26なんだけどな。まあ若く見られることは喜ばしくもあるが」

('A`;)「マジ?」

川 ゚ -゚)「まじ」

71 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:07:18.18 ID:MYI35SKJ0

('A`;)「あー……ここを右に曲がってくれ」

川 ゚ -゚)「把握した」

ドクオから道を聞いて彼の家まで酔っ払った荷物を運ぶ。
そうして辿り着いたところは

川 ゚ -゚)「キミは自営業のガンショップを経営してたのか」

('A`;)「まあな」

川 ゚ -゚)「……ふむ」

私も銃を所持しているから機会があればここを利用するのも悪くはないな。
銃のことはショボンに頼りっきりだったからな。

まあ、とりあえずこの酔っぱらった荷物を置いてくるか。

72 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:09:41.79 ID:MYI35SKJ0

そんなわけでがんショップの中に入った。
ふむ、さすがに銃を置いてるだけはあって、火薬の匂いが鼻腔をくすぐる。
さて、家の人を呼んでこの荷物の処理をたのも……いや待て。

川 ゚ -゚)「……酔わない程度に飲んだつもりだったのだがな」

お酒に強いほうなので飲んだのだが、やはりボトル5本はまずかったか?
お酒のせいですぐにこの店の違和感に気付かなかった。

気づいたことは1点。

それはドクオの家の鍵がかかってなかったことだ。
今のご時世、こんな早朝に鍵がかかってないというのはありえない。
そもそも家の中には人の気配がないのだ……尚更鍵がかかっているはずだろ。
空き巣にでも入られたのか?

しかし空き巣に入られたならもっと散らかってるものだと思う。
私も空き巣に入られたことがあるから分かる。
無論、空き巣に入られたことを住人に知らせないために散らかさないことだってある。
だが、住人に知らせたくないなら尚更鍵が掛かっているものだが……

川 ゚ -゚)「…………まあ、私が被害にあったわけじゃないから関係ないか」

とりあえずドクオを家の奥へ引っ張っていった。

 

74 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:12:02.21 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)「よっと」

('A`;)「d」

川 ゚ -゚)「金輪際、お酒を飲むときはショボンから煙草を貰うな。酔いが回る」

('A`;)「善処する」

ドクオはそういうとすぐに寝息をたて始めた。
さてと、私も帰るかな。

そう思ったとき、急に睡魔に襲われた。
一仕事終え、気が緩んだのだろう。

川 ゚ -゚)「……ん」

……まあここで寝るのも悪くはないな。
私はドクオのすぐそばで横になり、意識を閉じた。

 

76 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:15:02.78 ID:MYI35SKJ0
………

「クーよ、1つ訪ねたいことがあるのだが」

「どうした?」

「キミは私という存在を造り、私という自我を作り出した」

「それが?」

「今まで思ってたことだが……キミと私の性格は似ている。これは偶然そうなってしまったのか?」

「ははは」

「……何故笑う?」

「私がキミを造り、キミを作り上げた。ならキミが私と似るのは仕方ないことだろ?母子なんだから」

 


………

 

78 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:17:10.97 ID:MYI35SKJ0
…………
……………………………………………………っっ!!!

川;゚ -゚)「っっく!!!!」

範囲10m内で動くものを感知、跳ね起き距離をとりながらP226を抜く。
そして対象を視認し………あれ?

川;゚ -゚)「なんでドクオが?」

('A`;)「いや、それ俺のセリフ。何でお前、ここにいるの?急に跳び起きたからびっくりしたじゃねえか」

ああ、そうだった。
昨日はそのままここで寝たのだったな。
ということは先ほど感知したものはドクオだったということか。
とりあえず銃口を降ろした。

川 ゚ -゚)「すまんな。キミをここに届けたら、急激な睡魔に襲われたのでここで休ませてもらった」

('A`;)「………まあいいけどさ」

 

あ、そうだ。

川 ゚ -゚)「図々しく居座っておいてさらに頼み事するのもなんだがいいか?」

('A`)「?言ってみろよ」

79 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:19:35.96 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)「いや、昨日は家に帰っていないからシャワーを浴びてないし歯も磨いてない。携帯歯ブラシはあるから、あとは浴室を使わせてくれ」

('A`;)「……まあいいけどさ」

川 ゚ -゚)「感謝する。浴室はどこだ?」

('A`;)「そこの突き当たりを右だ。タオルは浴室前のカラーボックスに置いてあるからそれを使え」

川 ゚ -゚)「把握した」

携帯歯ブラシを持って浴室に向かう。
さて、ちょっくらシャワーを浴びてくるか。
……何かドクオの溜息が聞こえた気がしたが気にしない。

というわけで浴室の前に来た。
そして服を脱ぐ。
体中のあちこちに細かい傷痕がついている。
そして自然と肩の傷痕に目が行く。
肩の傷痕は他の傷痕より比較的大きい……クーとCOOLが同化したときにできた痕だ。
背中の方はもっと酷いのだが、そちらの方まで目がいかない。

川 ゚ -゚)「さて、ちょっくらシャワーを浴びてくるか」

あえて声に出して、気持ちを切り替えた。

83 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:22:31.01 ID:MYI35SKJ0

お風呂の場での回想は省略する。
特に思う事柄がないからだ。

とりあえず浴室から出て、タオルで体にへばり付いた水分を拭き取る。
背中のゴツゴツした感触を無視してひたすら拭き取る。

……?
おそらくドクオと思われる足音がこちらに近づいてくるのが聞こえた。
そうして、

('A`)「クー、お前の下着って洗濯しといたほうがいいのか…………って…………」

川 ゚ -゚)「ああ、頼む……ん?どうした、そんな凍りついた表情をして」

ドクオは顔だけではなく体も凍りついたように動かなかった。
本当にどうしたんだ?
……あー。

川 ゚ -゚)「私が裸だから興奮してるのか?」

('A`;)「……」

川 ゚ -゚)「というわけでもなさそうだな、その様子だと」

裸を見られたのに興奮されないのはなんというか……悔しいな。
しかし本当にどうしたというのだ?
ドクオの視線は私の背中一点に……ってちょっと待て!

川;゚ -゚)「見るなっ!!」

 

86 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:25:02.68 ID:MYI35SKJ0
私は急いで背中を見せないようにした。
つまりドクオと真正面から向かい合ったのだ。

 

裸で。

('A`;)「おまっ!タオルを巻けタオルを!!」

川;゚ -゚)「いや、キミが出ていけばいいだけだろ?」

('A`;)「あ、ああすまん、とりあえずこれ着替えな、パンツとかは俺のやつだけど新品だから!」

ドクオはそう言うと急いで立ち去った。
まるで逃げるように……いや、例えではなく逃げたのだろう。
私の背中を見たならある意味仕方がないが。

川 ゚ -゚)「はぁ」

思わず溜息が出てしまった。
おそらくは私が着替えてドクオの元に行ったら、また説明を求めてくるだろう。

 

めんどいな。

87 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:27:45.48 ID:MYI35SKJ0
('A`)「説明してくれ」

ほら、やっぱり。
ドクオは先ほど目撃した私の背中について説明を求めてきた。
やれやれ。

川 ゚ -゚)「とても面倒だが説明してやる」

先ほど袖を通した服を脱いで半裸になった。
何やらドクオはあせりだしたが、気にしないで背中を見せる。
百聞は一見にしかず、だ。

川 ゚ -゚)「まあ、これがクーの体に同化したCOOLだ」

('A`;)「触ってみてもいいか?」

川 ゚ -゚)「いいぞ」

ドクオは恐る恐るといった様子で私の背中に触れてきた。

('A`;)「……硬いな」

川 ゚ -゚)「金属なんだから当たり前だ」

('A`;)「これってどうなってんだ?」

川 ゚ -゚)「COOLがクーの体からはみ出てるんだよ」

88 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:30:19.47 ID:MYI35SKJ0

私の背中の一部は鋼でできている。
鋼は背骨に沿った形をしている。

ドクオは私の骨をなぞるように鋼の部分に触れながら聞いてきた。
触っていいとは言ったがあまりなぞらないでほしいんだがな……少しくすぐったい。

('A`)「そういえば俺、COOLについて全然知らないんだよな。いい機会だし教えてくれ」

川 ゚ -゚)「把握した。それとそろそろ服を着ていいか?」

('A`)「ああ」

再度、服に袖を通す。
そしてドクオと向かい合って話しだす。

川 ゚ -゚)「さて、どこから説明しようか。……背中のこともあるしどうやって同化したのかから話すか」

('A`)「おk」

川 ゚ -゚)「気を悪くしないでくれよ」

同化の話を出す前に一応念を押す。
ドクオは?を頭の上に浮かべてたが、分らないながらも「把握した」と返事をしてくれた。

川 ゚ -゚)「さて」

語るとするか。

90 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:33:26.66 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)「ドクオにも分かりやすく説明するとだな、まずはクーがCOOLのサブユニットに移植手術のプログラムを入れて手術した」

過去のことの話となると、どうしても第3者の視点での語りになるのはスルーしてほしい。
まだ、自分のことをクーとかCOOLとか定義できていないのだ。

おっと今は話に集中しないとな。

 

('A`)「手術ってどんなんなんだ?」

川 ゚ -゚)「首、胴体の骨を全て切除、ならびに頭から下の神経切除。
     骨に擬態させたCOOLを移植。神経をCOOLのコードで代用。
     自衛に適した体にするために四肢を切り離し、HT酵素を用いて肉付けした義手、義足を取り付ける。
     後は止血、輸血して終了だ」

('A`;)「なんてグロ説明。てかそれで生きてるもんなのか?」

川 ゚ -゚)「脳は電気信号で動いてるのだぞ。
     そしてCOOLは電気を繰るAIだ。
     脳死に陥ったとしても数分以内なら電気で微調整しながら動かせば蘇生できる」

('A`;)「フランケン・シュタインかお前は」

川 ゚ -゚)「似たようなものだということは否定しないがな。さて、説明を続けるぞ」

('A`;)「ああ」

91 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:35:50.08 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)「術後は1時間ほど動作確認をした。
     まあ、術後ということもあって血を流しすぎたし体力も消耗してたが問題はなかった。
     そして、サブユニットをマニュアルを用いて破壊。
     すぐさま『COOL』が破壊されたことを知った他の研究員はvipperを呼んだがそちらもマニュアルで対応しその場を離脱する。
     逃亡先は前もって決めていたバーボンハウス……つまりはショボンのいるところに行って保護してもらって今に至るというわけだ」

('A`)「せんせーしつもーん」

川 ゚ -゚)「何だ」

('A`)「マニュアルって何?」

川 ゚ -゚)「……ああ」

そういえばドクオは一般人だったな。
研究員やvipperは戦闘支援AIのことを知ってるからマニュアルについていちいち説明しないが、ドクオが戦闘支援AIについて知ったのは昨日なのだ。
知らないのが普通である。
だから説明してやることにした。

川 ゚ -゚)「マニュアルというのはAIの戦闘支援プログラムをまとめたものの名だ」

('A`)「戦闘支援プログラム?どんなのがあるんだ?」

川 ゚ -゚)「COOLの下位項目は、半径50m以内の金属を感知する『金属探知』、
     瞬時に戦闘知識を引き出し、電力の力を借りて身体能力を向上させる『軍格闘術』、
     狙撃されたときの銃弾の軌道を逸らしたり迎撃したりできる『対遠距離射撃・砲撃』……今のところはこんなところだ」

92 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:38:27.37 ID:MYI35SKJ0

('A`)「…………今のところは?」

川 ゚ -゚)「COOLは戦闘支援AIのなかで唯一の学習型だ。一応まだ空き領域があるから、項目が増やせる」

('A`;)「すげえな」

川 ゚ -゚)「続けるぞ。
     上位項目として、普段は脳などに負担をかけないように8割方非稼働状態のAIを覚醒させる『COOL』、
     そして上位項目『COOL』を実行して初めて使える項目が出てくる。使用する電力が半端じゃない物ばかりだがな」

('A`)「素朴な質問だけど、何で上位項目『COOL』だけ英語なんだ?」

川 ゚ -゚)「その上位項目は移植手術プログラムと一緒に作成したものだ。
     その時あのAIは、どうせなら私と同じ名前の項目にしてくれ、とねだってきたからだ」

('A`)「……ものすごい理由を期待した俺がバカでした」

そうかそうか。
決めた、ドクオには後で何かマニュアルでもプレゼントすることにしよう。

川 ゚ -゚)「他の項目はちゃんと漢字してる。
     上位項目『COOL』実行後、使えるようになるのは『徴収』『鉄槌』『神罰』……マニュアルはこれが全てだ。
     1つ1つ説明していくと『徴s…」

グゥ〜〜
……
………………………

川*゚ -゚)「……」

 

94 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:41:23.36 ID:MYI35SKJ0

('A`)「……」

川*゚ -゚)「……」

('A`)「すごく大きな腹の音だったな」

川* - )「……」

恥ずかしい。
穴があったら入りたい気分だ。

(*'A`)「お?もしかして恥ずかしがってる?裸は見られても平気そうにしてたのにこういうミスをすると恥ずかしいの?」

川* - )「……」

なんか癪に触るな。

(*'∀`)「いやあ、完全無欠のロボット君かと思ったら案外人間してるねキミ」

川* - )「……何か食べ物を頼む」

(*'∀`)「だが断る。俺は朝飯は取らない主義なんだ。だからしばらく腹の音を鳴らしながら赤面してろ」

川* - )「……」

なんて鬼畜だ。
それならこちらも最終手段を行使せねばなるまい。

 

96 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:43:57.08 ID:MYI35SKJ0

川* - )「30秒以内に何か食べ物を頼む」

(*'∀`)「いやだ」

川* - )「そこをなんとか」

(*'∀`)「断る」

川* - )「食べ物をくれたらキミを1つ上の大人にしてやろう」

(*'∀`)「魔法使いになれないから却下」

 

 

 

 

 

川* - )「30秒経過……覚悟しろ、ドクオ」

(*'∀`)「……はい?」

99 :3話 ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:46:23.52 ID:MYI35SKJ0

川* ー )「……上位項目『COOL』実行」

('A`;)「おまwwwwwwwwwwwそれって大人げねえってレベルじゃねえぞwwwww」

川* ー )「問答無用。さて、先に挙げた項目の説明を今度は実際に実行しながら説明する」

('A`;)「やめれwwwwwww家の中でマニュアル使うなwwwwwww」

川* ー )「なあに、百聞は一見にしかずっていうだろ」

 

103 :3話・性能チェック ◆pGlVEGQMPE :2007/09/06(木) 15:48:49.17 ID:MYI35SKJ0

川 ゚ -゚)の性能

 

C0.『金属探知』……これで動く金属(弾丸や武装した者)を感知。射程は50m。
             『COOL』実行中なら最大500mまで射程を伸ばすことができる。

C1.『対遠距離射撃・砲撃』……電磁場を用いて飛来する金属の軌道を逸らす。『COOL』実行中なら電撃で迎撃することも。

C2.『軍格闘術』……筋肉(主に義手・義足の人工筋肉)に電流を流すことによる肉体活性、またデータバンクから瞬時に戦闘知識を引き出す。
              『COOL』実行中なら肉体活性の能力が上がり、力、速さが増す。
              戦闘知識に関しては『COOL』実行前と変わらず。

C3.『COOL』……体内にあるCOOL本体の稼働率を78%ほどにする項目(普段は20%以下)
            100%にできなくもないが、すぐに熱で脳がやられてしまうため少し抑えている。
            80%でも熱で影響が出るが10分程度なら内蔵冷却装置で何とかやっていける。

C4.『鉄槌』……??????????

C5.『神罰』……??????????

C6.『徴収』……??????????

 

 

 

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