32 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 20:47:48.26 ID: uC/dOaq/0
 

―オオン

―オオ…ン

暗い洞窟に泣き声が響く

低く、重い、その声は

暗闇の底から聞こえてくる

 

 

  あぁ、なんて寂しいんだろう

 

 

35 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 20:50:43.04 ID: uC/dOaq/0
 

  どうして、私はこんな姿で生まれてきたのだろう…

 

  顔は醜く、身体は歪でドレスも着れない

 

  口から出るのは、破滅の呪文

 

  そう

  私は、地獄の帝王

 

 

37 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 20:53:08.18 ID: uC/dOaq/0

川 ゚ Д゚)エスタークーのようです

    −釣りスレに釣られてみた−

 

 

42 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 20:56:48.74 ID: uC/dOaq/0
 

諸君!!

ドラゴンクエストというものをご存知であろうか?

そう

あの国民的、スマップのCM的RPGである!

 

その4作目にあたる、ドラゴンクエストW

この作品に、かの怪物は出てくるのである…

 

 

45 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:02:50.15 ID: uC/dOaq/0
 
―アッテムト鉱山、深部

川 ゚ Д゚)「うううう……」

川 ゚ Д゚)「うう……あああ」

川 ゚ Д゚)「あ」

川 ゚ Д゚)

川 ゚ Д゚) zzzzzzz

 

 

バタバタバタ

バターン

(;><)「(エスター)クーさま!!」

 

49 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:04:41.38 ID: uC/dOaq/0
 

川 ゚ Д゚) zzzzzzzz

 

しかし、エスタークーはねむっている

 

(;><)「あぁ!! また眠ってるんです!!」

(;><)「起きてください!! 緊急事態なんです!!」

 

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzzz

 

 

54 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:10:55.08 ID: uC/dOaq/0

(;><)「わああん!! 起きてくださいなんですー」

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzz

 

 

バタバタバタ

バターン

(;゚∀゚)「てぇへんだ!! てぇへんだ!!」

(;><)「あぁ!! ジョルジュ・ナガオークキング!!」

 

 

58 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:16:23.46 ID: uC/dOaq/0
 
(;゚∀゚)「ん…?」

( ゚∀゚)「なんだ、ビロードラキーのチビか」

( ゚∀゚)「てめぇみたいな雑魚が、クーさまの居室に何のようだ」

(;><)「うぅ…」

(;><)「(…さすが、オ−クキング。睨まれただけで、チビっちゃいそうなんです)」

(;><)「あの…、その…」

(;><)「僕は目がいいから……、その見えちゃったんです…」

( ゚∀゚)「見えた?」

( ><)「はい、なんです…」

 

 

63 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:20:20.71 ID: uC/dOaq/0
 

スゥ…

( ´∀`)「見えたというのは…?」

( ・∀・)「何かな?」

 

( ゚∀゚)「…!」

(;><)「ひっ!!」

( ゚∀゚)「モナーマシンと、モララーの鏡か」

( ゚∀゚)「いつから、そこにいた」

 

( ´∀`)「いつからって、最初っからモナ」

( ・∀・)「『モララーの鏡』じゃなくて、『モララー・ノー・カガミン』だ」

 

 

73 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:24:32.09 ID: uC/dOaq/0
 
( ´∀`)「で、何が見えたモナ?」

( ・∀・)「…」

( ゚∀゚)「おい、ドラキーのガキ」

( ゚∀゚)「たぶん、お前とオレの見たモンは一緒だ」

( ゚∀゚)「あれだろ?」

(;><)「…はいなんです」

 

( ´∀`)「もったいぶらずに早く言うモナ」

 

75 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:28:42.49 ID: uC/dOaq/0
 
( ゚∀゚)「ちっ、うるせぇな」

( ゚∀゚)「いいか、ガキ。せーので言うぞ」

( ゚∀゚)「せーの、だ」

( ><)「…! 了解なんです」

 

( ゚∀゚)「えーの!!」

 

 

 

 

( ><)「ここに向かっている勇者一行を見たんです!!!」

     「そこの地獄沼で水浴びしてる がいこつ剣士 見ちまったウヒョー!!」(゚∀゚ )

 

 

78 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:30:45.76 ID: uC/dOaq/0
 
( ´∀`)「…」

( ・∀・)「やっぱりね」

( ><)「…」

( ゚∀゚)「…あれ?」

( ゚∀゚)「勇者イッコウ?」

( ゚∀゚)「…」

( ゚∀゚)「どんだけ〜?」

( ><)「違うんです」

 

 

83 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:35:44.20 ID: uC/dOaq/0
 
( ><)「勇者パーティが、ここを目指してるんです」

( ><)「その力は甚大」

( ><)「すぐにここまで、辿りついちゃうんです」

( ・∀・)「ううん、予測はしていたが…な」

 

( ´∀`)「つーか、おまえは何でそんなことをクーさまに報告しようとしてるモナ」

( ゚∀゚)「いや…」

( ゚∀゚)「報告つーか、ただ興奮して…」

( ゚∀゚)「…」

( ゚∀゚)+「オレ、細身の子が好きなんだ」

( ´∀`)「ありゃあ、細身というか骨そのものモナ」

 

 

85 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:38:15.79 ID: uC/dOaq/0
 
(;><)「そんなことはどうでもいいんです!」

(;><)「それより勇者パーティの方が問題なんです」

 

( ゚∀゚)

 

( ゚∀゚)

(゚∀゚ )

(゚∀゚ )「…そんな、ことだと……?」

(゚∀゚ )「てめぇ、オレの信念をバカにしやがったな…」

(;><)「ひっ!?」

 

87 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:42:25.91 ID: uC/dOaq/0
 

(゚∀゚ #)「死ねやこらぁ!!!!」

 

 

ジョルジュ・ナガオークキングは、まじんのごとくきりかかった

ヒュルチュジゴン!!(オレにはこう聞こえる)

つうこんのいちげき!!

ビロードラキーは、こなごなにくだけちった

 

:;・;. > < :;・;. 「ぎゃあああああああああ!!!」

 

94 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:46:33.24 ID: uC/dOaq/0
 

(;゚∀゚)「はぁ、はぁっ!!」

 

( ・∀・)「あーぁ」

( ´∀`)「こうなったら、ザオリクでも蘇らないモナ」

 

(;゚∀゚)「…」

(;゚∀゚)「…」

(;゚∀゚)「ぐっ…」 ←自責の念に駆られている

(;゚∀゚)「…」

 

96 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:50:16.93 ID: uC/dOaq/0
 
テローン

経験地を 2 獲得した

テケテケテッテテー!

ジョルジュはレベルが上がった

ちからがあがった、すばやさがあがった、クララが、クララがたった!

 

( ゚∀゚)「…!」

( ゚∀゚)+「レベル上がったぜー!」

 

( ´∀`)「あー、レベル上がるとそれまでが どうでもよくなるモナ」

( ・∀・)「はぐメタ殺しても胸が痛まないのは そういう訳か」

 

102 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 21:56:22.16 ID: uC/dOaq/0
 
( ・∀・)「しかし、勇者か」

( ´∀`)「態勢を整えるモナ」

( ゚∀゚)「そんなことするまでもねぇ」

( ゚∀゚)「レベル上がったし、楽勝だぜ」

( ・∀・)「ふっ…」

( ・∀・)「果たしてそう簡単にいくかな?」

( ゚∀゚)「…なんだと?」

( ・∀・)「勇者を舐めるな。下手をすると、3ターンぐらいで殺されるぞ」

( ´∀`)「(現実的な数字モナ…)」

 

( ゚∀゚)「はっ」

( ゚∀゚)「バカ言うなよ」

 

103 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:00:35.21 ID: uC/dOaq/0
 

( ゚∀゚)「オレ様はオークキングだぞ…!?」

( ゚∀゚)「オークのキングだ」

( ゚∀゚)「負けるわけがねー」

 

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「そうまで言うなら、止めん」

( ・∀・)「私のカガミンで見る限り、勇者たちはもう洞窟内に入った」

( ・∀・)「入り口付近だ」

( ・∀・)「ぶちのめしに行くといい」

 

106 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:04:16.49 ID: uC/dOaq/0
 
( ゚∀゚)「はっ、やけに親切だな」

( ゚∀゚)「まぁ、いいや」

( ゚∀゚)「そのてめぇ自慢の鏡で、見るといいさ!」

( ゚∀゚)「オレ様の勝利をな!!」

 

ハーッツハッツハッハハ

 

ザクザクザク(階段を下りる音)

 

 

( ・∀・)「カガミンだってーの」

( ´∀`)「(こっちの世界でもドルオタモナか…)」

 

 

107 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:05:54.27 ID: uC/dOaq/0
 

 

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzzzz

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzz

川 ゚ Д゚) zzzzz

川 ゚ Д゚) 

 

川 ゚ Д゚)「うぁ?」

 

 

113 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:13:44.22 ID: uC/dOaq/0
 
さて

魔王より凶悪な怪物が住むという、アッテムト鉱山

地の底より、聞こえてくる唸り声は

生きとし生けるもの全てに恐怖を与える

地面は腐り、空間は禍々しい瘴気で満たされて

人も、獣も、植物もそこには近寄れない

 

 

         しかし!!

 

そのような場所に挑む、命知らずな男たちがいた!!

  今日は、その驚くべき生態を紹介しよう!!

 

 

115 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:19:20.89 ID: uC/dOaq/0
 

この世には『ケンオウ』と呼ばれる者たちがいた

その者たちは、勇者を助け、勇者を導く者たち

 

――道をあるけば、ほらケンオウ――

 

古くから伝わる そのことわざは

いつの時代にも勇者の傍らには『ケンオウ』がいたことを表している

 

 

119 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:21:51.41 ID: uC/dOaq/0
 

『ケンオウ』は3人

 

 剣のケンオウ

 拳のケンオウ

 賢のケンオウ

 

 

この全てが、勇者の元に集いし時

イマj じゃねぇや、エスタークーすら倒せる力が生まれるのだ

 

123 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:25:56.39 ID: uC/dOaq/0
 

――剣のケンオウ――

 

    从 ゚∀从 ハインリッヒ・タピオカ

 

从 ゚∀从「うお、オレか」

从 ゚∀从「えぇっと、成り行きでこうなったけど、やるときゃやるぜー」

从 ゚∀从「…」

从 ゚∀从「…」

从 ゚∀从「ダーリンがいないと、何か燃えないな」

 

 

 正直、人選も何もあったもんじゃない

 

126 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:29:22.84 ID: uC/dOaq/0
 

――拳のケンオウ――

 

    ξ*゚听)ξ ツン・D・ルフィ

 

ξ*゚听)ξ「拳?」

ξ*゚听)ξ「まぁ、いいけどさ」

ξ*゚听)ξ「あぁ、個人的にはラオウよりトキ寄りね」

ξ*゚听)ξ「あのチート臭い強さが好き」

ξ*゚听)ξ「コンボ、コンボ、テレッテー。たまらん」

 

 オレはシンさまが好きです

 

 

133 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:32:43.81 ID: uC/dOaq/0
 

――賢のケンオウ――

 

    ('A`) ドクオ・ザ・カントリーロード

 

('A`)「は? オレ?」

('A`)「いやいや、無理だろ」

('A`)「え? 何? 何かダイの大冒険でいうポップ的立場にいそう?」

('A`)「…まぁ、本編ではフラグびんびだしね」

('A`)「…」

('A`)「え? マジデオレナノ?」

 

 しずく、オレと結婚してくれ

 

138 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:37:42.33 ID: uC/dOaq/0
 
3人のケンオウが、今ここに揃った

彼らは待つ

勇者の登場を

作者は考える

勇者の人選を

そして、この物語のオチを

 

 

あぁ、さっぱり浮かばない

まぁ、どうにかなるや

 

      勇者は、キミに決めた!!!

 

 

 

 

153 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:43:42.09 ID: uC/dOaq/0
 

――勇者――

 

    ( ^ω^) ブーン・ナイト・ガンダムモノガタリ

 

 

そう、勇者は彼

ブーン系の主人公、ブーン

<おいおい、本編に出てきてねーじゃねーか

いいんです! 前倒しです!!

ほんのちょっぴりレンタル移籍です

SPだからいいじゃない

 

161 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:47:13.01 ID: uC/dOaq/0
 
ブーンを出してしまったのも

未だにオチが浮かばないのも

本編を投下しようにも既に遅い時間なのも

つーか、作者がご飯を食べていないのも

 

それも

これも

全て…

 

釣りスレを立てたy…

 

全て

怪物、エスタークーを倒すため!!

 

 

167 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:51:46.34 ID: uC/dOaq/0
 
―そんなわけで

―アッテムト鉱山、入口

('A`)「…」

从 ゚∀从「おぉー、ここが」

ξ*゚听)ξ「じごくのてーおー、エスタークーのダンジョン…」

( ^ω^)「…」

 

―オオン

―オオ…ン

('A`)「うっ……」

(;'A`)「唸り声が聞こえる…」

从 ゚∀从「んー…?」

 

 

169 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:54:06.06 ID: uC/dOaq/0
 
 
―オオン

―オオ…ン

 

从 ゚∀从「こいつは…唸り声つーか…」

ξ*゚听)ξ「…泣いている?」

ξ*゚听)ξ「寂しそうに泣いてる…」

( ^ω^)「…」

(;'A`)「ヒィィ コワイヨー」

 

173 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 22:57:04.48 ID: uC/dOaq/0
 
 
―オオン

―オオ…ン

 

―アッテムト鉱山深部、Qル−ム

 

川 ゚ Д゚) オオン

川 ゚ Д゚) オオ…ン

川 ゚ Д゚) zzzzzzz

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzzz

 

( ´∀`)「(相変わらず人を不安にさせるイビキ モナ…)」

 

 

178 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:02:09.54 ID: uC/dOaq/0
 

「おうおうおうおう!!」

 

从 ゚∀从「!」

ξ*゚听)ξ「!」

(;'A`)「!」

 

 

  ( ゚∀゚)「てめぇらが、勇者様ご一行かぁ!?」

 

ジョルジュ・ナガオークキング×1 が現れた!!

 

 

182 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:06:17.94 ID: uC/dOaq/0
 

( ゚∀゚)「オレ様はジョルジュ・ナガオークキング!! 探偵だ!!」

 

  ( ^ω^)「…」

  →たたかう

 

( ゚∀゚)「ふぅぅん、しけた面してんなぁ」

 

  ( ^ω^)「…」

  →じゅもん

 

( ゚∀゚)「こんなんじゃ、3ターン持つかどうかも怪しいぜ」 ←とっても勘違いしている

 

188 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:10:07.32 ID: uC/dOaq/0
 

( ゚∀゚)「まぁいい、とっととオレに殺さr」

 

  ( ^ω^)「…」

  →ザキ

    →ジョルジュ・ナガオークキング×1

 

 

(; ∀ )・∴「バレンタインデー フタタビ!!」

 

 
テローン

ジョルジュ・ナガオークキングをたおした!

 

193 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:15:06.51 ID: uC/dOaq/0
 

経験地を 1500 獲得した

テケテケテッテテー!

ブーンはレベルが上がった

ちからがあがった、すばやさがあがった、クララが、しかし、クララはたたなかった!

 

 

( ´ω`)「…」

 

从;゚∀从「(しょんぼりしてる!! 倒して、レベルが上がったのに しょんぼりしてる!!)」

ξ;゚听)ξ「(クララが! クララが立たなかったからね!!)」

('A`)「(いや、そんなことより、誰かザキに突っ込めよ。勇者使えねーだろ。クリフトかよ)」

 

 

197 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:18:09.49 ID: uC/dOaq/0
  
( ^ω^)「…」

('A`)「…」

('A`)「あの、ザキ使いましたよね?」

( ^ω^)「→はい、いいえ」

('A`)「なんで、使えるの? 勇者じゃないの? 魔法使いなの?」

( ^ω^)「はい、→いいえ」

('A`)「じゃあ、なんで?」

 

199 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:20:04.39 ID: uC/dOaq/0
 
( ^ω^)「…」

( ^ω^)「はい、いいえ」

( ^ω^)「…」

( ^ω^)「→はい、いいえ」

( ^ω^)「はい、→いいえ」

( ^ω^)「…」

( ^ω^)「…」

 

 

 

( ´ω`)「…」

 

('A`;)「(うぉ…、凄いへこんでる!! やべぇ、毒でもないのにHPがどんどん減っいくだと…!?)」

 

 

203 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:24:37.43 ID: uC/dOaq/0
 
(;'A`)「あ、いやまぁ、勇者にも色々あるよな」

( ´ω`)「…」

(;'A`)「まぁ、ザキとか使える勇者もいいじゃない! 勇者はライディンだけじゃないってな!」

从 ゚∀从「…」

ξ*゚听)ξ「…」

ξ*゚听)ξ「ドクオ、ブーンのステータス画面見てみ」

('A`)「…?」

 

 

(;'A`)「…!!!!」

(;'A`)「ザキだけ…だと…?」

 

 

206 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:27:34.89 ID: uC/dOaq/0
 
(;'A`)「(いや、待てこれは変だろ、さすがに)」

(;'A`)「(勇者なのに、ザキだけってなんだよ)」

(;'A`)「(ライディンは? ベホマズンは? アストロンは?)」

(;'A`)「(…まさか……偽者…?)」

 

 

 

キャ―――!!

 

 

('A`;))=「どうした!!」

 

 

210 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:31:55.81 ID: uC/dOaq/0
 
ξ*-∀-)ξ「きもちぃ〜」

从*-∀从「おー、こりゃいいな」

 

('A`;)「…あの、何を?」

 

ξ*-∀-)ξ「ん〜、ブーンに ぱふぱふ してもらってるの」

从*-∀从「ふくよかな肉の感触が〜、極楽極楽〜」

 

  パフパフパフパフ

  (^ω^ )=( ^ω^)
从*-∀从(  )ξ*-∀-)ξ

 

ハインと、ツンはぜんかいふくした!!

 

 

215 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:36:01.51 ID: uC/dOaq/0
 
(;'A`)「(ぱふぱふだと…!?)」

(;'A`)「(そんな とくぎ を隠し持っていたとは…!!)」

(;'A`)「(ますます勇者に思えなくなってきた)」

(;'A`)「(…怪しい)」

  パフパフパフパフ

  (^ω^ )=( ^ω^)
从*-∀从(  )ξ*-∀-)ξ

(;'A`)「(…あやs)」

('A`)「…」

  パフパフパフパフ

  (^ω^ )=( ^ω^)
从*-∀从(  )ξ*-∀-)ξ

 

(*'∀`)ノシ「オレにもやってくれー」

 

 

219 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:42:34.18 ID: uC/dOaq/0
 
―アッテムト鉱山深部、Qル−ム

( ・∀・)「ジョルジュがやられた」

( ´∀`)「使えない奴モナ」

( ・∀・)「勇者一行は………なんだ、あれは?」

( ´∀`)「モナ?」

( ・∀・)「ぱふぱふぱふぱふ、と。…何故かとても卑猥な気がする」

( ´∀`)「でも、チャンスだモナ」

( ´∀`)「奴らはスキだらけモナ」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「把握しました」

( ・∀・)「それでは、行くとしますか」

 

 

222 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:45:11.64 ID: uC/dOaq/0
 
( ・∀・)「クーさま、それでは行って参ります」

( ´∀`)「すぐに帰ってきますモナー」

 

 

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzzz

 

 

( ・∀・)「美しい寝顔だ」

( ´∀`)「…眼科行った方がいいモナ」

( ・∀・)「…? 何か?」

( ´∀`)「何も」

( ・∀・)「そうですか。では――」

―――キンッ

 

 

226 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:52:56.21 ID: uC/dOaq/0
 
―アッテムト鉱山中腹部

 

从 ゚∀从「断罪!!! まっぷたつ!!!」

   ド ンッ!!

  ( ^| |Д^)「ぐああああああ!!!」

 

ξ*゚听)ξ「北斗・天翔百烈拳!!」

  ガガガガガッガガ!!

   ))))),,Д゚)「あみば!!!!」

( ^ω^)「→ザキ」

   デデーン

  (‘_L’)「私のうでがぁぁ!!」

 

 

234 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/01(火) 23:59:06.13 ID: uC/dOaq/0
 

 

('A`;))「ひぃぃぃぃ」      ヾ川дヾ川「ドックン〜、まってぇ〜」

 

 

  「まって〜」    川ゞд川ゞ        「ひぃぃぃぃぃ」((;'A`)

 

 

('A`;))「いやぁああ」        ヾ川дヾ川「わたしと一緒に〜」

 

 

「メガンテしましょー」 川ゞд川ゞ     「誰がするかぁぁ」((;'A`)

 


244 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:18:12.33 ID: pSVQSP3K0
 
('A`;)「ひぃひぃふむぅ…」

('A`;)「なんて恐ろしい爆弾岩だ…」

(;'A`)「…」

(;'A`)「まいたか…」

('A`)「…」

('A`)「あれ? みんなは…」

('A`)「…」

('A`)「はぐれドクオ…」

 

ピチャン

('A`;)「…!?」

 

 

249 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:22:52.01 ID: pSVQSP3K0
 
ピチャン

('A`)「なんだ、水の音か」

('A`)「しかし、こんなところに泉?」

('A`)「金払えば、回復してくれる……のはメガテンだな」

('A`)「どうして…」

 

   「ははっ」

 

(;'A`)「!?」

 

キンッ――

 

( ・∀・)「こいつは、移動用さ」

 

252 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:29:02.10 ID: pSVQSP3K0
 
(;'A`)「ひっ…」

( ・∀・)「あれ?」

( ・∀・)「一人だけ?」

( ´∀`)「出てくる場所を間違えたモナ」

( ・∀・)「でも、こいつケンオウの一人ですよ」

( ´∀`)「あのケンオウ モナか?」

( ・∀・)「えぇ、おそらく」

( ・∀・)「ケンオウは3人揃うと厄介といいます」

( ・∀・)「今のうちに消しておけば、後々楽でしょう」

(;'A`)「ちょっ!!」

 

254 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:30:22.16 ID: pSVQSP3K0
 
( ´∀`)「なら、ささっと殺すモナ」

( ・∀・)「えぇ、そうしましょう」

(;'A`)「え! いや! 待って!!」

( ・∀・)「待ちません」

(;'A`)「うわ、うわあああああああああああああ!!!!」

 

 

 

―賢王・ドクオがピンチのその時!!

 

 

255 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:34:37.68 ID: pSVQSP3K0
 

―勇者・ブーンは!!

 

( ^ω^)「…」

パカッ

( ^ω^)「…!」

どくがのナイフをてにいれた!

ξ*゚听)ξ「わーい、これもらっていい?」

( ^ω^)「→はい、いいえ」

ξ*゚听)ξ「やった−!」

从 ゚∀从「てめぇ、武道家じゃねぇのか」

 

―冒険を満喫していた

 

260 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:35:50.44 ID: pSVQSP3K0
 

―地獄の帝王・エスタークーは!!

 

 

 

川 ゚ Д゚) zzzzzzzzzzzz

 

 

 

―寝ていた

 

 

262 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:39:42.44 ID: pSVQSP3K0
 
―そして、賢王・ドクオ

(;'A`)「うあああああああ!!!」

( ・∀・)「おいこら、逃げるな」

( ´∀`)「こごえるふぶきだモナー、ビュー」

 (;'A`)「うお、寒っ!! めっちゃ寒っ」

 

( ・∀・)「まばゆい光をはなった!」

 (;'A`)「うお!! まぶしっ!!」

 

( ´∀`)「はげしくきりかかるモナー」

 (;'A`)「危な!! 危ないから!!!」

 

266 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:45:14.69 ID: pSVQSP3K0
 
( ´∀`)「ちょこまかちょこまかと…」

( ・∀・)「しかし、全然反撃してこないな」

( ・∀・)「ケンオウの力はそんなものか?」

 

('A`;)「くっ…」

('A`;)「(なんて激しい攻撃だ)」

('A`;)「(反撃出来るならしてるつ−の)」

('A`;)「(……反撃か)」

('A`;)「(そもそも、オレ…)」

 

 

('A`;)「(呪文使えねぇしなぁ…)」

 

 

272 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:52:47.18 ID: pSVQSP3K0
  
( ´∀`)「ん…?」

( ´∀`)「もしかして…」

( ´∀`)「反撃したくとも出来ないんじゃないモナか?」

('A`;) ギクッ

( ・∀・)「まさか」

( ・∀・)「ケンオウともあろう者が、攻撃手段を持ってないとは考えられません」

( ・∀・)「状態異常…マホトーン(口封じ)にでも、かかっているのでは?」

 

('∀`)

 

( ´∀`)「いや、普通にしゃべってたし」

('A`;) ギクゥッ

 

 

 

273 名前: 第22話「雪、無言、屋敷にて」 Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:53:58.37 ID: pQWn01qD0
  /{,
    ! ヽ,
   |   ヽ,                                               ,イ
    l,   ヽ                                            / /
    !,   \                                      / /
      ヽ    i、                                    ,i"  /
      \   ヽ、                ,rーー、               ,r'   /
       \   ゝ、               iレ<ッソ             ,r'   /
         \   `、            ,rーッヽ'イ、              ,r'  /
          \   ヽ_        ,.-'´ : ;リ`ヽ;iヽ\           ,r'" ,/
            \   ヽ   ,. - ': : :_;、: ::/l_;};;;{_ヾ!       / ,/
             ヽ_, ,.-ヘ─'´: : ;.-‐'´ `\;〉イi;7i':::\      / /
        _,,..------.、 ヾ彡ヘ-─'´      r'`フ=={ヽ: :`ヽ-;ッ-、 /
          ̄ ̄ヾ、:.`ヽ、 _ヽ〉     ,rー'´_;ノ:;;:i};:ヽ\``'7'クシ'´  _,..--‐;:=ー
       ,-=;' ´ ̄ ̄ ̄: : : : : :.``ー─‐‐'"ブ´:::-、::::リシ::\``'ー'--‐'' ´  /´`
        〈 ;:、 ;:: -─-,.-ッ: : : : : : : ;/:ヾヽ:;:-'ヘ:;:::/ヘiヽ、: : : : : : : :ヽ、__
       /'´  '´   ,rー'´: : ;: : :,.-‐ヘ\:::;>"´: : : : :``'、:::!レ彡、: : : : : : : : : : : :`ー- 、
            ,..‐'´: : : :;;r','/:::::::::::;ゞ'´: : : : : :.i"::::`ーッネぐ:::::ヽ: : : : : : : : ; -─'⌒`
        _,..- ''´: : : : : ;:_ノ;ヘヾ!::::::;/: : : : : : : : : }ヾ、r={{::::::{{:::::::::): : : : : :/
        ´  ̄`ヽ;.:- '´ /::::::゙ヾゞ'´: : : : : : :; : : : :.'!;::::;i   ̄r'^‐<、,、:(⌒′
                 ,ヘヽ;::::/ヽ、: : : : : //-─ー^ー'`` ̄`       `
                /::::::ツ'´   ゝ─-i'´ ′
           ,..〈;::::::/
          /:ヽニソ'
         i' ̄ヽ;/
           ヽ._,/

 もはや刃をなしていないライトセイバーを両手に持った『狂戦士<バーサーカー>』がそこにいた。

 

275 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:55:38.86 ID: pSVQSP3K0

 

バーサーカー×1があらわれた!

 

 

276 名前: 273 Mail: sage 投稿日: 2008/04/02(水) 00:56:01.92 ID: pQWn01qD0
誤爆しました。ごめんなさい。

 

 

277 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:56:38.12 ID: k/He7sWYO
誤爆っすかwwwwwwwwww

 

 

278 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 00:56:58.79 ID: kGepxhqn0
ワロタwwwww

 

 

279 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: sage 投稿日: 2008/04/02(水) 00:57:01.44 ID: tTI8boOC0
ええええええ

 

 

280 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 以下何事もなかったかのように― 投稿日: 2008/04/02(水) 00:59:49.50 ID: pSVQSP3K0
 
( ・∀・)「…」
 
( ・∀・)「ふ…」

( ・∀・)「まぁ、いいでしょう」

('A`) ?

( ・∀・)「出来ないなら出来ないで、徹底的にやるだけです!」

( ・∀・)「くらえ!!」

( ・∀・)「まばゆい光をはなった!」

 (;'A`)「うお!! まぶしっ!!」

( ・∀・)「まばゆい光をはなった!」

 (;'A`)「うお!! まぶしっ!!」

( ・∀・)「まばゆい光をはなった!」

 (;'A`)「うお!! まぶしっ!!」

 

 

284 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:05:25.68 ID: pSVQSP3K0
 

(;゚A゚)「ぐあああああああああ!!!」

(;゚A゚)「目がぁ!!目がぁあ!!!!」

( ・∀・)「ふふふふっ」

( ・∀・)「これが、かのラピュタ王も恐れたという天の火だ」

( ・∀・)「電子レンジで牛乳を暖めたら、割と熱かった程度の熱量」

( ・∀・)「どうだ? 苦しいだろう」

( ´∀`)「(あれは、結構熱いモナ…)」

 

289 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:14:24.22 ID: pSVQSP3K0
 
( ・∀・)「ふ…」

( ・∀・)「呪文が使えない賢者など…」

( ・∀・)「アバンのしるしが光らなかったときの、ポップ以下!」

(;゚A゚)「!!」

( ・∀・)「志々雄へ二重の極みが全く効かなかったときの、左之助以下!」

(;゚A゚)「!!!」

( ・∀・)「あと勝てそうだったのに、結局泥試合で引き分けた青木以下!」

(;゚A゚)「!!!」

( ・∀・)「なんだかんだで、最後はくんくんに釣られる真紅以下だ!!」

(;゚A゚)「!!!!」

 

293 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:19:37.61 ID: pSVQSP3K0
 
('A`)「…ウゥッ」

('A`)「…」

( ´∀`)「言いすぎモナ」

( ・∀・)「ふ…」

( ・∀・)「これだけ言っても、反撃できないとは」

( ・∀・)「所詮、雑魚」

( ・∀・)「ケンオウなどど大層な名をつけたものです」

('A`)「…」

('A`)「……」

('A`)「………ソコマデ」

('A`)「…そこまで言うなら、見せてやるよ」

 

 

297 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:22:49.96 ID: pSVQSP3K0
 

('A`)「オレの…」

('A`)「オレの、本当の力を…」

( ・∀・)「…なん……だと?」

( ´∀`)「(ここで邪気眼キター)」

 

('A`)「こいつだけは、使いたくなかった」

('A`)「こいつだけは、な」

 

( ・∀・)「…ゴクリ」

( ´∀`)「(wktk)」

 

303 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:28:12.50 ID: pSVQSP3K0
 

( 'A`)「いくぞ…」

(#'A`)「はああああああああああああああああ!!!!」

 

( ・∀・)「むぅぅ!!?」

( ´∀`)「!? これは…!!」

 

 

 

('A`)「右手にエロ本!! 左手は股間に!!」

('A`)「精力絶倫!!! ハイパーオナニータイム!!!!!!」

 

 

 

 

304 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:29:00.00 ID: pSVQSP3K0
 

 

 

( ・∀・)

 

( ´∀`)

 

 

 

(#'A`)「はあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

309 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:31:38.53 ID: pSVQSP3K0
 
( ・∀・)

( ´∀`)

(・∀・ )

( ´∀`)

( ・∀・)

( ´∀`)

( ・∀・) ニゲテイイデスカ

( ´∀`) ボス ハ ニゲチャダメモナ

 

 

 

('A`)「うっ!!!!!!!!」

 

313 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:34:34.90 ID: pSVQSP3K0
 

 

 

 

 

 

 

 

( A )「待たせたな…」

 

(;・∀・)「こ、これは…」

(;´∀`)「むぅっ…」

 

 

321 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:41:18.26 ID: pSVQSP3K0
  
(々A々) クワッ

(々A々)「パーティの始まりだ!!!」

 

ミギテ カラ メラゾーマ ヒダリテ カラ ベギラゴン

シクネツダイエン!! メゾラゴン!!!

 

ミギテ カラ マヒャド ヒダリテ カラ バギクロス

ヒョウジンランブ!! マヒアロス!!!

 

ミギテ カラ イオナズン ヒダリテ カラ ベギラゴン

センコウバクレツ!! イオラゴン!!!

 

「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

 

 

328 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:45:31.36 ID: pSVQSP3K0
 

――
―――

タッタッタッタ

ξ*゚听)ξ「何かこっちで物凄い音が…」

从 ゚∀从「なんだろうなー」

( ^ω^)「…」

 

ξ*゚听)ξ「この奥みたい…」

从 ゚∀从「…クン」

从 ゚∀从「何かスルメくせーな」

( ^ω^)「…!!」

 

 

334 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:49:56.31 ID: pSVQSP3K0
 
(( ^ω^)) ブルブルブル

ξ*゚听)ξ「え? 何、先に行ってろって?」

( ^ω^) コクコク

从 ゚∀从「えー、だってここに宝箱あるかもしれねーだろ?」

( ^ω^)「はい、→いいえ」

从 ゚∀从「じゃあ、なんでお前は入るんだよ」

( ^ω^)「…」

(〜^ω^)〜 ウニョーン

从 ゚∀从「は?」

ξ*゚听)ξ「うにょうにょ?」

ξ*゚听)ξ「…はっ!」

ξ*゚听)ξ「イカ……、イカのモンスターがいるんだ!!」

 

 

337 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:53:37.28 ID: pSVQSP3K0
 
从 ゚∀从「じゃあ、なおさらじゃねーか。一緒に行こうぜ」

(( ^ω^)) ブルブルブルブル

( ^ω^)「はい、→いいえ」

从 ゚∀从「はぁ?」

从 ゚∀从「なんでだよ? 意味わかんねー」

从 ゚∀从「…」

从 -∀从「たーよ。行こう、ツン」

ξ*゚听)ξ「でも…!」

从 ゚∀从「ほっとけ、どうせまともに喋れねーんだ」

从 ゚∀从「真面目に取り合うだけ無駄だよ」

从 ゚∀从「行くぞ」

ξ*゚听)ξ「……う、うん」

( ^ω^)「…」

 

 

341 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 01:56:14.79 ID: pSVQSP3K0
 
( ^ω^)「…」

( ´ω`)「…」

((  ω )) ブルブル

( ^ω^)「…」

 

ガチャ…

 

 

 ム ア ッ

(;^ω^)「…!」

 

「……ブーンか」

 

 

345 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 02:01:19.89 ID: pSVQSP3K0
 
( ^ω^)「…!」

(ヽ'A`)「よぉ…」

(;^ω^)「…!!」

(ヽ'A`)「おっと、近寄るなよ」

(ヽ'A`)「…お前までイカくさくなるぜ…?」

( ´ω`)「…」

(ヽ'A`)「…そんな顔するなよ」

(ヽ'A`)「これはオレが望んだ結果だ」

( ´ω`)「…」

(ヽ'A`)「…」

(ヽ'A`)「オレ、一人なら我慢できたんだがな…」

(ヽ'A`)「さすがに、みんなことを言われちゃ、な」

( ´ω`)「…?」

(ヽ'A`)「…こっちの話さ」

 

 

351 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 02:05:02.06 ID: pSVQSP3K0

(ヽ'A`)「…オレは、もう死ぬ」

( ´ω`)「…!!」

(ヽ'A`)「…ケンオウ、一人欠けちまったな」

(ヽ'A`)「…すまねぇ……」

( ´ω`)「…」

( ´ω`)「はい、→いいえ」

(ヽ'A`)「…」

(ヽ'A`)「…そいつは、何に対しての『いいえ』だ?」

 

 

353 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 02:08:44.79 ID: pSVQSP3K0
 
(ヽ'A`)「…オレがすまないって行ったことに対してか?」

( ´ω`)「はい、→いいえ」

(ヽ'A`)「(違うのかよ)」

(ヽ'A`)「…助けに来れずにすまないってことか?」

( ´ω`)「はい、→いいえ」

(ヽ'A`)「(いや、そこは『はい』だろ)」

 

(ヽ'A`)「…」

(ヽ'A`)「…!」

(ヽ'A`)「…まさか、ケンオウは欠けないって言いたいのか」

( ^ω^)「→はい、いいえ」

 

 

355 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 02:12:22.85 ID: pSVQSP3K0
 
(ヽ'A`)「(ブーンの口が動いてる……声に出さず、しゃっべているのか……)」

( ^ω^) パクパク

(ヽ'A`)「…ケ……ン………オ…………ウ」

(ヽ'A`)「…ドク………オ………ハ………」

(ヽ'A`)「…エイ…………エン……………ニ」

 

(ヽ'A`)「…賢王・ドクオは永遠に」

( ^ω^)「→はい、いいえ」

(ヽ'A`)「…」

(ヽ'A`)「…ありがとよ、ブーン」

 

 

360 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/04/02(水) 02:16:05.97 ID: pSVQSP3K0
 
(ヽ'A`)「…」

(ヽ'∀`)「…へへ」

(ヽ A)「…」

 

ドクオは、しずかにめをとじた

 

 

   *   *
 *   +
  ('∀`)  ハイパー ケンジャタイム!!

    *

 

――賢王・ドクオ、散る

 

 

 

 

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