3 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:12:53.49 ID: Hwn5l39W0
 
エスパークス、エスタークじゃねぇのかよ!
という人のための登場人物紹介

ミセ*゚ー゚)リ

(’e’)

(‘_L’)          
             アメリカン’s
| ^o^|

(???)

(???)

( `ハ´)「ワタシは違うアル!」

 

 

7 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:14:34.70 ID: Hwn5l39W0
 
―アメリカ、某所

( `ハ´)「…」

―エスパー研究施設、エスパゴン

( `ハ´)「…」

―その研究所内通風孔口に、男はいた

( `ハ´)「(…人通り、なし)」

( `ハ´)「(大丈夫みたいアルね)」

ストッ

( `ハ´)「…ふぅ」

 

 

10 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:16:20.08 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「……手早く済ませるとするアル」

―男はとある任務を負っていた

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「…さて、ブツはどこアル?」

―研究所内で秘密裏に作られているという、“あるもの”の証拠を掴む

―それが男に与えられた任務であった

 

( `ハ´)「さt」

 

 

「ん? おじちゃん、誰?」

 

 

12 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:17:43.95 ID: Hwn5l39W0
 

Σ(;`ハ´)「!!!!!?」

ミセ*゚ー゚)リ「…?」

 

(;`ハ´)「(なっ!? いつの前に!!?)」

ミセ*゚ー゚)リ「お客さん?」

(;`ハ´)「(…子供?)」

(;`ハ´)「――……あー、そうアル! お客さんアル!」

( `ハ´)、「今日、偉い人に呼ばれて遠いところから来たアルが」

( `ハ´)「広すぎて、道に迷ってたアル」

ミセ*゚ー゚)リ「へー、バカだね」

(;`ハ´)「(このガキャ…)」

 

 

14 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:22:15.45 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「まぁ、いいや」

ミセ*゚ー゚)リ「どーせ、セントジョーンズのおじちゃんのお客さんでしょ?」

(;`ハ´)「え? うん、たぶん、そうアル」

ミセ*゚ー゚)リ「大丈夫?」

(;`ハ´)「アルアル、アル」

ミセ*--)リ「う〜ん、しょうがないなー」

ミセ*゚ー゚)リ「ミセリちゃんが呼んで来てあげる」

( `ハ´)、「あー、ありがとうアル。助かったアル」

( `ハ´)「(……所詮、子供容易いもんアル)」

 

 

15 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:23:49.48 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「ブーム、いるー?」

| ^o^|「イエス、アイアム」

(;`ハ´)「ひっ!?」

(;`ハ´)「(今、どこから?)」

ミセ*゚ー゚)リ「このおじちゃん、お客さんだから、応接間まで案内してあげて」

| ^o^|「わかりました」

ミセ*゚ー゚)リ「じゃ、私は呼びに行ってくるから、お願いね」

| ^o^|「おうよまかしとけ」

(;`ハ´)「いや、ちょっ…」

リリミセ*゚)「♪」

テコテコテコ

 

 

17 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:24:55.95 ID: Hwn5l39W0
 

(;`ハ´)「あ…」

| ^o^|「…」

(;`ハ´)「…」

| ^o^|「…」

(;`ハ´)「…」

 

| ^o^|「おうせつまはどこですか?」

(;`ハ´)「知らんアル!」

 

 

18 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:25:50.98 ID: Hwn5l39W0

 

川 ゚ -゚)エスパークーのようです

    −第二十七話(裏):プレゼント・バイ・エスパゴン−

 

 

 

22 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:28:13.74 ID: Hwn5l39W0
 
―エスパンゴン、セントジョーンズルーム前

ドンドン

ミセ*゚ー゚)リノシ「おーい」

ドンドンドン

ミセ*゚ー゚)リノシ「ぅおーい」

ドンドンドンドン

ミセ*゚ー゚)リノシ「いないのー?」

 

ミセ*゚ー゚)リ「…」

ミセ*゚ー゚)リ「寝てるのかな…」

 

 

25 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:29:25.75 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「…」

ミセ*-ー゚)リ キィ……ィィィ

ミセ*>ー<)リ「てい♪」

ズパンッ!!
ガラガラガラガラ

ミセ*゚ー゚)リ「開いた〜♪ 開いた〜♪ 大きな穴が〜♪ っと」

ミセ*゚ー゚)リ「んしょっ…」

ミセ*゚ー゚)リ「セントジョーンズのおじちゃーん」

ミセ*゚ー゚)リ「いないのー?」

ミセ*゚ー゚)リ「お客さんだよー」

ミセ*゚ー゚)リ「おーい」

ミセ*゚ー゚)リ「ここにある研究資材、バラしちゃうよー」

シー…ン

 

27 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:30:15.02 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「…っち、いねぇのか」

ミセ*゚ー゚)リ「…」

ミセ*゚ー゚)リ「う〜ん」

リ(゚ー゚*セミ「……研究室のほうかなぁ」

テコテコテコ

 

 

29 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:32:17.46 ID: Hwn5l39W0
 

―エスパンゴン、応接間

( `ハ´)「…」

| ^o^|「…」

( `ハ´)「で、いつまでこうしてればいいアルか?」

| ^o^|「少々お待ちください」

( `ハ´)「さっきから、そればかりアル」

( `ハ´)「他に何か言えないアルか」

| ^o^|「…」

| ^o^|「少々お待ちください」

( `ハ´)「…」

( ‐ハ‐)「…もういいアル」

( `ハ´)「…まったく」

 

 

33 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:36:04.53 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「来客への対応がなってないアル」

( `ハ´)「(流されるままここまで来たアルが…)」

( `ハ´)「(どうしたものか……早く手を打たないといけないアル)」

( `ハ´)
  つcU カチャ

( `ハ´)ズズッ
 つc∪

(;`ハ´)・;`;゙:;`「ぶ――――っ!!!!」

(;`ハ´)「な、何アルか!! これは!!」

| ^o^|「それはソイソースです」

(;`ハ´)「んなもん客に飲ませるなアル!!」

(;`ハ´)「訴えるアルよ!!」

| ^o^|「ははっ、こやつめ」

 

 

34 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:38:41.97 ID: Hwn5l39W0
 
(;`ハ´)「…」

| ^o^|「…」

(;`ハ´)「(…このままじゃラチがあかないアル)」

(;`ハ´)「(どうにかして、上手く出し抜かなくては…)」

| ^o^|「…」

(;`ハ´)「(しかし、この男、何を考えてるのか全く分からんアル…)」

(;`ハ´)「(むぅぅ…)」

( `ハ´)「(…それなら、こちらから動くアル!)」

 

 

36 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:40:53.98 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「…」

(;`ハ´)「うっ……」

| ^o^|「…?」

(;`ハ´)「お腹が……、お腹が痛いアル…」

| ^o^|「…」

| ^o^|「それはストマクエイクです」

(;`ハ´)「当たり前アル!!」

(;`ハ´)「(こいつ……突っ立ってだけで、近づくなり何なりしないアルか!?)」

| ^o^|「いたいのいたいのゲットアウェイー」

(;`ハ´)「そんなので治るか!!」

 

 

40 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:43:33.78 ID: Hwn5l39W0
 
(;`ハ´)「えぇい、もういいアル!!!」

―男が立ち上がる

( `ハ´)「実力行使アル!!」

 

―皆さん、お気づきだろうか

―実はこのヒゲ、エスパーだったのである

 

 

 

42 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:45:29.75 ID: Hwn5l39W0
 
バッ!
ババッ!!

( `ハ´)「毛・沢・東・熱・血・行・進・曲!!!」

ビシッ!!!

( `ハ´)つ 「符術・参式!! 劇画的好々娘!!!」

 

ボンボンボン!!!!

セイ ・ ン・)ト ママ ^ レ^) ジャ - ン-)ヌ

 

 

| ^o^|「…!」

 

 

44 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:47:09.36 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「真々令・奴・某李!! キミに決めたアル!!」

ママ ^ レ^)「アマクテニガーイー」

スススッ

ママ ^ レ)^o^|

 ブチュッ
 
ママ - レ)^|

 チュ〜

ママ - レ)^|

 チュルルル

ママ - レ)^|

  ポンッ 

ママ ^ レ)^o^|

 

 

45 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:48:34.70 ID: Hwn5l39W0
 

ママ ^ レ^)「ママレード☆」

 

|^o^ |「ぐわー、パワーをドリンクされてしまったー」

|^o^ |「K.O.」

バタッ…

 

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「最初から、こうすればよかったアル」

 

 

48 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:50:11.52 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「千斗・悌留、快斗・邪縫」

セイ ・ ン・)ト ジャ - ン-)ヌ

( `ハ´)「“例のもの”を探し出すアル」

セイ ・ ン・)ト「マッカナー」

ジャ - ン-)ヌ「ガオガイガー」

ヒュバッ

( `ハ´)「…ふん」

( `ハ´)「さて、真々令・奴。私達も行くアル」

ママ ^ レ^)「ユゥー」

( `ハ´)「だれが遊アルか」

 

 

50 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:51:48.32 ID: Hwn5l39W0
 

―エスパゴン、食堂

―大きなテーブルには、様々な料理が並んでいる

ミセ*゚ー゚)リ「セント、セント、セントのおじちゃーん」

ミセ*゚ー゚)リ「…っと」

―テーブルの奥に、ひとつ大きな影があった

ガチャガチャ

バクバクムシャムシャ

ミセ*゚ー゚)リ「ん〜」

ミセ*゚ー゚)リ「ねぇねぇ、セントジョーンズのおじちゃん見なかった?」

 

 

52 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:53:06.31 ID: Hwn5l39W0
 
ガチャガチャ

バクバクガツガツ

ミセ*゚听)リ「ちょっと聞いてる…?」

ガチャガチャ……ピタッ

「……何?」

ミセ*゚ー゚)リ「やっぱ聞いてなかった…」

ミセ*゚ー゚)リ「セントジョーンズのおじちゃん、知らない?」

ミセ*゚ー゚)リ「――クックル」

 

( ゚∋゚)「…」

( ゚∋゚)「さぁ?」

 

 

53 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:54:11.50 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「っち、使えねーな」

( ゚∋゚)「…」

ミセ*゚ー゚)リ「メンドくさいけど、研究室まで行くかー」

ミセ*゚ー゚)リ「…」

ミセ*゚ー゚)リ「そうだ! クックル、おんぶしてよ」

( ゚∋゚)「イヤ」

ミセ*゚ー゚)リ「なんでよ」

( ゚∋゚)「疲れる」

ミセ*゚ー゚)リ「何よ、ツレないわねー」

( ゚∋゚)「…」

( ゚∋゚) ヒョイ パク

( ゚∋゚) ムシャムシャバクバク

ミセ*゚ー゚)リ「シカトかよ」

 

 

55 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:55:33.80 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「…」

ミセ*゚ー゚)リ「動かないで、バカバカ食ってるとおデブになっちゃうよー」

 ピクッ

( ゚∋゚)「…!」

( ゚∋゚)「デブ……?」

ミセ*゚ー゚)リ「そーだよ、このままだとデブデブになっちゃう」

( ゚∋゚)「…」

ミセ*゚ー゚)リ「ダンベル代わりだと思えば、ミセリちゃんなんて軽いもんだよね」

( ゚∋゚)「…」

( ゚∋゚)「乗りなさい」

ミセ*^ー^)リ「わーい♪」

 

 

57 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:57:02.93 ID: Hwn5l39W0
 

 ピョーン

 ガシッ

ミセ*^ー)
/ つ( ゚∋゚)

ミセ*゚ー)   「それじゃあ、研究室まで! ハイヨー、シルバー!!」
/ つ( ゚∋゚)

ミセ*゚ー)
/ つ( ゚∋゚)「…」

 

ズンズンズンズン

 

 

 

58 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:58:17.17 ID: Hwn5l39W0
 

―エスパンゴン、職員専用通路

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「人気がないアルね…」

( `ハ´)「不気味アル」

ママ ^ レ^)「ママ・レード☆」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「自分で召喚しといて言うのも変な話アルが…」

( `ハ´)「どうも空気にそぐわない気がするアル」

ママ ^ レ^)「ユゥー」

( `ハ´)「だから、遊じゃねぇっつーの」

 

 

59 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:58:58.93 ID: Hwn5l39W0
 
     ヒュバッ

、, セイ ・ ン・)ト ジャ - ン-)ヌ ,,

( `ハ´)「悌留、邪縫…!」

セイ ・ ン・)ト「ゴングナラセー」

ジャ - ン-)ヌ「アンインストーアンインストー」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「(こいつらも訳分からんアル)」

( `ハ´)「…それで、首尾は?」

セイ ・ ン・)ト「ジョージョー」

ジャ - ン-)ヌ「カキョーイン」

( `ハ´)「上々?」

( `ハ´)「つまり、例のものは見つかったアルか?」

セイ ・ ン・)ト コクコク
ジャ - ン-)ヌ コクコク

 

 

62 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 17:59:55.80 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「でかしたアル!」

( `ハ´)「早くそこに連れていくアル」

セイ ・ ン・)ト「レッツエンゴー」

ジャ - ン-)ヌ「マグナムトルネード」

( `ハ´)「…」

 

ママ ^ レ^)「ユゥー」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「はぁ…」

 

 

65 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:01:12.90 ID: Hwn5l39W0
 

―エスパンゴン、地下研究室

(’e’)「…」

―研究室の主、セントジョーンズ

―彼の研究は今、大詰めを迎えていた

(’e’)「…」

カタカタカタッ

(’e’)「…」

カタカタカタッ

ピーッ

(’e’)「…ん」

(’e’)「エラーですか」

 

 

67 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:02:14.37 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「んんー…」

カタカタカタッ
カタン

ピ―ッ

(’e’)「…」

カタカタカタカタカタッ
ピ―――ッ

(’e’)「…」

(’e’)「むかつきますね」

(’e’)「叩き壊してやりましょうか」

 

―ディスプレイを一睨みして、席を立つ

―ちょうど、その時だった

 

 

68 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:03:10.86 ID: Hwn5l39W0
 

バァン!!

( `ハ´)「見つけたアル!」

 

(’e’)「ん…?」

( `ハ´)「げ」

(;`ハ´)「(人がいたアル…)」

( `ハ´)「!」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「なるほど……、これが……」

(’e’)「…」

(’e’)「どちらさまですかね?」

(’e’)「ウチの者ではないようですが…」

 

 

72 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:04:22.36 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「…」

(’e’)「…」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「ふっ」

(’e’)「…?」

( `ハ´)「見つかってしまっては、しょうがないアル」

( `ハ´)「大陸一のスパイ、キング・オブ・スパイ『ビックボム』とはワタシのことアル」

(’e’)「…あぁ」

(’e’)「知ってますよ」

(’e’)「ニダーさん、だったかな」

(#`ハ´)「違うアル!!」

(#`ハ´)「あれは『ビックボブ』! 私は、『ビックボム』アル!!!」

(’e’)「…なるほど、失礼しました」

 

 

73 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:05:10.43 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「…」

(’e’)「それで、そのビックボムさんが何の御用でしょか?」

( `ハ´)「…!」

( `ハ´)「…ふふふっ、はははははっ」

(’e’)「?」

( `ハ´)「まぁ、今更隠すこともないアル」

( `ハ´)「ワタシの狙いは、“それ”」

( `ハ´)「オタクの後ろの、水槽の中身」

( `ハ´)「そいつを探りに来たアルよ」

 

(’e’)「ほう…!」

(’e’)「“これ”を、ですか」

 

 

74 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:06:00.53 ID: Hwn5l39W0
 

―セントジョーンズの地下研究室

―大小様々な機材が並ぶその中に、それはあった

 

|  。゜   ゜゜。゜。 | 

 

―巨大な水槽

―赤い水溶液で満たされたそれは、ぼこぼこと音を立てていた

 

( `ハ´)「それが、―――…アルか」

(’e’)「ふふ、御存知でしたか」

( `ハ´)「大陸一のスパイともなれば当然アル!」

(’e’)「ふふふ、流石ですね」

 

 

76 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:07:30.10 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「…」

(’e’)「どうやら普通の人間、ノーマルとは違うようですね…」

(’e’)「…」

(’e’)「…そうだ」

(’e’)「あなた、こちら側に来ませんか?」

( `ハ´)「…!」

( `ハ´)「はっ、何を言うかと思えば…」

( `ハ´)「バカにするなアル。アメリカの軍門に下るほど落ちたつもりはないアル」

( `ハ´)「そんなことよりも、オタクには“こいつ”について色々と吐いてアル」

(’e’)「…そうですか」

(’e’)「…」

 

 

77 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 訂正 投稿日: 2008/05/11(日) 18:08:10.38 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「…」

(’e’)「どうやら普通の人間、ノーマルとは違うようですね…」

(’e’)「…」

(’e’)「…そうだ」

(’e’)「あなた、こちら側に来ませんか?」

( `ハ´)「…!」

( `ハ´)「はっ、何を言うかと思えば…」

( `ハ´)「バカにするなアル。アメリカの軍門に下るほど落ちたつもりはないアル」

( `ハ´)「そんなことよりも、オタクには“こいつ”について色々と吐いてもらうアル」

(’e’)「…そうですか」

(’e’)「…」

(- e- )「まぁ、いいでしょう」

 

 

79 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:09:11.76 ID: Hwn5l39W0
 

―セントジョーンズはかぶりを振ると、水槽に向かって歩き始めた

( `ハ´)「――! 動くなアル!!」

(’e’)「なに、逃げはしませんよ」

(’e’)「“そんなことする必要なんてない”ですから」

( `ハ´)「…?」

ピタッ

(’e’)「凄いでしょう…」

(’e’)「可愛い可愛い、私の研究成果です」

(’e’)「まだ未完成ですが…」

 

(’e’)「これが完成すれば、世界はひっくり返る」

 

 

 

82 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:10:20.71 ID: Hwn5l39W0
 
( `ハ´)「…!」

( `ハ´)「それは、アメリカにひれ伏すという意味アルか?」

(’e’)「アメリカ?」

(’e’)「はは、そうとも言えますがね」

( `ハ´)「…」

(’e’)「正確には、ノーです」

(’e’)「世界は、我々、エスパーにひれ伏すのです」

( `ハ´)「…」

( `ハ´)「…何を、言ってるアル?」

(’e’)「あなたも感じるでしょう」

(’e’)「自身の力の素晴らしさ、エスパーの力の価値を」

(’e’)「選ばれし者としての使命を」

(’e’)「我々は、使われる立場ではなく、使う立場なのです」

(’e’)「この荒廃した世界を導く存在なのです」

( `ハ´)「…」

 

85 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:11:12.14 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「しかし…」

(’e’)「ノーマルは、それを分かっていない」

(’e’)「我々を異分子として捕え、閉じ込め、自らの欲望のために使う」

(’e’)「あなたも、そのクチでしょう?」

(;`ハ´)「…」

(’e’)「我々は、“奴ら”とは違うのです」

(’e’)「ノーマルに支配されている世界をひっくり返す、そのためのものですよ。これは」

(;`ハ´)「…」

(;`ハ´)「狂ってるアル…」

(’e’)「ははっ、狂人で結構」

(’e’)「さて、話を聞いて、あなたはどう思いましたか?」

(’e’)「同じエスパーとして賛同してくれると嬉しいのですが」

 

 

86 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:11:56.54 ID: Hwn5l39W0
 
(;`ハ´)「わ、笑わせるなアル!」

( `ハ´)「ワタシは、キング・オブ・スパイ『ビックボム』アル!!」

( `ハ´)「そんな狂言にのると思ってるアルか!!」

(’e’)「そう、ですか」

(’e’)「残念です」

( `ハ´)「…ふん」

( `ハ´)「本当に残念なのは、ここからアル」

(’e’)「…」

( つハ´)「さきほどの言動は、この超高性能髭に録音済みアル」

( `ハ´)「オタクのくだらない野望もここで終わりアル」

 

 

88 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:12:48.25 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「…」

(’e’)「そいつは困りましたね」

(’e’)「まだ“これ”は未完成なのです」

(’e’)「公にするには、少し早い」

( `ハ´)「なら、力づくでも止めてみるアルか?」

( `ハ´)「なんで、私が単身乗り込んできたのか…」

( `ハ´)「その意味を知ると良いアル!」

バッ!
ババッ!!
ビシッ!!!

( `ハ´)つ 「符術・参式!! 女子的好々娘!!!」

ボンボンボン!!!!

セイ ・ ン・)ト ママ ^ レ^) ジャ - ン-)ヌ

 

(’e’)「ほぉ…」

 

 

90 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:14:03.73 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「これはまた珍しい」

(’e’)「…」

(’e’)「見たことのない能力ですね。大陸独特の進化を遂げたものでしょうか」

(゚ e゚ )「 大変 興味深い 」

 

(;`ハ´)「…っ」

( `ハ´)、「笑っていられるのも今のうちアル」

( `ハ´)「ここを逃げ出すまでの人質になってもらうアルよ!」

 

―ガチャ

 

( `ハ´)「!?」

(’e’)「…?」

 

 

91 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:14:55.54 ID: Hwn5l39W0
 

ミセ*゚ー)
/ つ( ゚∋゚)

 

ミセ*゚ー)
/ つ( ゚∋゚)「…いた」

ミセ*゚ー)   「おー♪ …って、お客さんまでいるけど?」
/ つ( ゚∋゚)

ミセ*゚ー)   「どゆこと?」
/ つ( ゚∋゚)

 

ミセ*゚ー)
/ つ( ゚∋゚)「シランガナ」

 

 

93 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:17:02.69 ID: Hwn5l39W0
 

スタッ

ミセ*゚ー゚)リ「おじちゃん、自分でここまで来たんだ」

ミセ*゚ー゚)リ「ミセリちゃん、無駄足じゃんよ」

(;`ハ´)「っち」

(;`ハ´)「ガキが。お前がいなければ計画通り進んだアル」

 

ミセ*゚ー゚)リ「え、何? ガキって私のこと?」

( ゚∋゚)「他にいないでしょ…」

ミセ*゚ー゚)リ「…」

 

ミセ*゚ -゚)リ「チョームカツク」

 

 

94 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:18:02.62 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ -゚)リ「セントのおじちゃん、話は終わった」

(’e’)「えぇ」

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、このおじちゃん借りていい?」

(’e’)「構いませんが…」

(’e’)「散らかさないで下さいね」

ミセ*^ー^)リ「うん♪」

( `ハ´)「な、何を、ごちゃごちゃと…」

( `ハ´)「ふん! こうなれば、まとめえて相手をしてやるアル」

ミセ*゚ー゚)リ「あは♪ カモーン」

ミセ*゚ー゚)リ「お・じ・さ・ま♪」

 

(#`ハ´)「…!!」

 

 

95 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:19:12.59 ID: Hwn5l39W0
 
(#`ハ´)「いけ!! 千斗・悌留!!!」

セイ ・ ン・)ト「…――ギギ」

セイ ・ ン・)ト「ギ――――!!!」

 

ミセ*-ー゚)リ「…」

 

―ミセリへと飛び掛る式神

 

 ――キィ

セイ ・ /ン・)ト  「ギ…?」

 

―その顔に、鋭く赤い線が走った

 

 

98 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:20:46.11 ID: Hwn5l39W0
 

セイ ・//ン・)ト  「ガ……」

 

(;`ハ´)「!!?」

 

―自身が、真っ二つにされたのだと、知覚することもなく

 

セイ / /ン )ト

 

―式神は、細切れにされた

 

:.、:;:::.,;;,:;,;  バシャッ!!!

 

 

 

102 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:22:14.02 ID: Hwn5l39W0
 
(;`ハ´)「な、な、なぁぁぁ!!?」

(’e’)「…」

(’e’)「散らかさないで、と言ったはずですが?」

ミセ*>ー<)リ「ごめんなちゃい♪」

( ゚∋゚)「…キモ」

ミセ*゚ー゚)リ「何か言った?」

(゚∋゚ )「…何も」

 

(;`ハ´)「ぐっ…」

(;`ハ´)「な、なにをしたアル!?」

ミセ*゚ー゚)リ「ふふん」

ミセ*゚ー゚)リ「知りたぁい?」

(;`ハ´)「…」

 

103 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:23:07.72 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「あははは」

ミセ*゚ 8゚)リ「やだぷー♪」

ミセ*゚ー゚)リ「教えてあーげない」

(# ハ )「―――っ!!!」

(#`ハ´)「なめるなぁぁぁぁ!!!!」

(#`ハ´)「真々令・奴!!! 邪縫!!! あの小娘を八つ裂きにするアル!!!」

 

ママ ^ レ^)「…!!」ジャ - ン-)ヌ

キッ!!

ママ ゚ レ゚) ジャ ゚ ン゚)ヌ

 

ミセ*^ー^)リ「いや〜ん、怖い〜」

( ゚∋゚)「…」

 

 

104 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:24:06.00 ID: Hwn5l39W0
 
コソコソ

ミセ*゚ー( ゚∋゚)「…」

ミセ*゚ー(゚∋゚ )「…」

(゚∋゚ )「ちょっと…」

ミセ*゚ー゚)リ「疲れちゃった〜」

(゚∋゚ )「…」

ミセ*゚ー゚)リ「ほら、ダイエット、ダイエット♪」

(゚∋゚ )「む…」

(゚∋゚ )「…」

 

 

108 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:25:07.92 ID: Hwn5l39W0
 

(#`ハ´)「余所見など!!! 、まとめて死ぬといいアル!!」

 

ギャン!!!

   マ マ レ゚)  ジ ャ ン゚)ヌ

 

―形相を変えた式神が、恐るべき速さでクックルとミセリに迫る

 

 

―が

 

 

 

113 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:28:27.56 ID: Hwn5l39W0
 

(゚∋゚ )「…」

( ゚∋゚)「…」

 

― 一瞥

 

 

ガキッ!!!

       ( ゚∋゚)
ママ;゚ レ )⊂     つャ ン゚;)ヌ

 

―クックルの巨大な腕は、いとも容易く二体を捕まえた

 

 

 

114 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:30:42.17 ID: Hwn5l39W0
 
ママ;゚ レ )「アッ……グゥ……?」

      「リ……ア……ス…?」ジャ ン゚;)ヌ

( ゚∋゚)「…」

(゚∋゚ )「…」

( ゚∋゚)「女……、か」

 

( ゚∋゚)「イラネ」

 

ゴゥ!!!!

 

―炎が、上がった

 

 

 

116 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:31:39.95 ID: Hwn5l39W0
 

―クックルに捕らえられた二体は、一瞬で消し炭と化した

 

   ( ゚∋゚)
.: ⊂    ∩ :. パラパラ…

 

( ゚∋゚)「汚い炭」

 

(;`ハ´)「な―――………」

(;`ハ´)「バカな……」

ミセ*゚ー゚)リ「あはははははっ、ダサーい♪」

( ゚∋゚)「…」

 

 

117 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:32:43.02 ID: Hwn5l39W0
 
(’e’)「…」

(’e’)「――さて、どうしますか?」

(;`ハ´)「ぐっ…」

(’e’)「このままだと、あなたもバラバラにされてしまいますよ?」

(#`ハ´)「…ふざけるなアル!!!」

バババッ

( `ハ´)「符術・弐式!! ―― ― …」

( `ハ´)「――……」

(;`ハ´)「が……ぁ…?」

サー……

(’e’)「少々、遅かったようですね」

 

 

119 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:33:19.48 ID: Hwn5l39W0
 

(;`ハ´)「ぁ……ぁぁ……」

(’e’)「ミセリさん。この方、やはりこちらで預からせてもらっていいですか?」

ミセ*゚ー゚)リ「あー、いーよいーよ」

ミセ*゚ー゚)リ「もー、疲れちゃった」

ミセ*--)リ「ふあぁぁ…」

( ゚∋゚)「…」

 

(; ハ )「……ぁ………」

 

(’e’)「ふふふっ」

―セントジョーンズが、にたりと笑う

―周囲には、うっすらと、赤い霧が漂っていた

 

 

124 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:39:33.17 ID: Hwn5l39W0
 

――
―――

―エスパンゴン、食堂

(‘_L’) (’e’) ( ゚∋゚) ミセ*゚ー゚)リ

 

(‘_L’)「それでは……皆さん」

 

(‘_L’)「主よ、今日も我々に暖かいパンとスープをありがとうございます」

(‘_L’)「アーメン」

ミセ*゚ー゚)リ「主よ〜、えっと……あざーす、アメーン」

( *゚∋゚)「ザーメン」

(’e’)「そこ、違いますよ」

 

 

126 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:40:35.13 ID: Hwn5l39W0
 
(‘_L’)「相変わらずですね」

(‘_L’)「では、いただきましょう」

 

「いただきまーす」

 

カチャカチャ

(‘_L’)「そうだ、私の留守中に何か変わったことはありましたか?」

ミセ*゚ー゚)リ「んー…」

ミセ*゚ー゚)リ「別に?」

(’e’)「そうですね、特には」

( ゚∋゚)「ガツガツガツ」

(‘_L’)「そうですか」

 

 

129 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:42:16.08 ID: Hwn5l39W0
 
(‘_L’)「…」

(‘_L’)「セントジョーンズさん。“例のもの”の開発状況はいかがですか?」

(’e’)「…」

(’e’)「いい感じですね」

(’e’)「良質な“研究材料”が手に入りましてね」

(’e’)「近々、サンプルを一つ作ってみようかと思います」

(‘_L’)「なるほど」

(’e’)「完成は、間近ですよ」

(’e’)「…」

(’e’)「残り“一欠けら”」

(’e’)「それさえ見つかれば、ですが」

(‘_L’)「やはり、日本ですか」

(’e’)「おそらくは」

(’e’)「あの女のことです。そう簡単には見つからないでしょうが」

 

 

131 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:43:05.61 ID: Hwn5l39W0
 
ミセ*゚ー゚)リ「ん、日本?」

ミセ*゚ー゚)リ「そういえば、ジョーカーの回収ってどうなったの?」

(’e’)「あぁ」

(’e’)「  すっかり 忘れてました  」

 

※ごめんなさい

 

ミセ*゚ー゚)リ「じゃあさ、私、行っていい?」

(‘_L’)「しかし…」

ミセ*゚ー゚)リ「だって、ずっとそのままでしょ?」

(’e’)「十話以上放置してますからね」

(‘_L’)「う〜……ん」

 

 

133 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:44:57.83 ID: Hwn5l39W0
 
キィ……

(‘_L’)「…?」

(’e’)「おや」

ミセ*゚ー゚)リ「あ」

( ゚∋゚)「…ガツガツ」

 

「タダイマダーヨ」

 

(‘_L’)「ミセリさん」

(‘_L’)「残念ながら、適役が帰ってきたみたいです」

ミセ*゚з゚)リ「えー」

(’e’)「まぁ、適役といえばそうかもしれませんね」

( ゚∋゚)「ガツ……」

( ゚∋゚)「(……ニッポン)」

 

 

136 名前: ◆SEOMSVVqUg Mail: 投稿日: 2008/05/11(日) 18:46:11.19 ID: Hwn5l39W0
 

(‘_L’)「休暇はどうでしたか?」

「タノシカッターヨ」

(‘_L’)「そうですか、それは良かった」

(‘_L’)「おかえりなさい」

 

(‘_L’)「シラネーヨさん」

 

( ´ー`)「オナカヘッターヨ」

 

第二十七話(裏)了

 

 

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