2 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:34:26.03 ID: zjTYJlW70

エスパークス、エスタークじゃねぇのかよ!
という人のための登場人物紹介

川 ゚ -゚) 新人。物を呼び寄せる超能力

(,,゚Д゚) 先輩。超脚力の超能力

(*-ー-) 身体が不自由。人の内面の色を視る

( ><) 新人。千里眼

ξ*゚听)ξ クソガキ。記憶を刈り取る

川д川 オカ女。空間を構築、接続する能力

( ´∀`) プロジェクト主任。一般人

( ・∀・)プロジェクト補佐。テレパシー能力

从 ゚∀从 プロジェクト書記長。なんでも半分こにする

('A`) クーの幼馴染。ダイプロでアルバイト中

(*゚∀゚) 米国籍のしぃの姉。重力を操る

 

 

3 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:36:13.70 ID: zjTYJlW70

―最近、寒くなってきた

吐く息は白く、風が肌に突き刺さる

学校へと続く道

私が考えるのは、数日前の“ある事件”

知事が乗った車の爆発炎上事故

この事件は私たちに、そして世間一般に少なからず動揺を与えた

知事の命が狙われたのだ

マスコミが放っておくわけがない

 

 

5 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:39:01.22 ID: zjTYJlW70

しかし、実際ニュースで流れたのは

「知事が乗車していた車が交通事故に遭い、知事は怪我で入院」

その程度のものだった

ダイプロは政界とも繋がりがある

情報操作が行われているらしい

そこに、つーさんの名前が出てくることはなかった

「一足早い、寒波の到来!?」

『最強』の超能力も“寒波”の一言で片付けられてしまった

それでも人目に晒されてしまった分の“後処理”は大変だった

この数日、それに掛かりきりで少々疲れが溜まっている

肉体的にも、精神的にも

 

 

7 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:40:37.16 ID: zjTYJlW70

つーさんは目を覚まさない

「最善を尽くします」

医者はそう言ったが

―が、希望はありません― 

続く言葉が絶望的だということを、その暗い表情は物語っていた

それに―

しぃさんは病院に通い詰めて、逆に身体を壊してしまった

 

 

 

8 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:42:09.50 ID: zjTYJlW70

 

―何故、つーさんと知事が戦っていたのか?

―つーさんの暴走の原因は?

―知事はどこに消えたのか?

 

分からないことだらけだ

しかし、うんうんと考えても解決するわけではなく

ただ、疲れるだけだった

つーさんの件は主任がアメリカに報告し、今後の対応を練っているはずだ

知事の件も収まるところに収まるのだろう

 

 

 

9 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:43:27.23 ID: zjTYJlW70

私が出来ることなど、なにもない

私はたd

ダ…ハ…ハッ

 

川 ><)・∵ ックション!!!

 

川 ゚、゚) …ズズッ

川 ゚ ゚)「寒いな」

川 ゚、゚) …グスッ

 

 

10 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:44:03.33 ID: zjTYJlW70

 

川 ゚ -゚)エスパークーのようです

    −第十八話:ハクションクー−

 

 

 

12 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:45:30.09 ID: zjTYJlW70

―県立VIP高校2年教室

ックシュッ…!

('A`)「…」

クッシュン…!

('A`)「…」

('A`)「大丈夫ですか?」

川 ゚、゚)「え゙?」

川 ゚ ゚) ズビーッ
  人

川 ゚ -゚)「ドクオ、…くんか」

 

 

14 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:48:15.27 ID: zjTYJlW70

('A`)「風邪ですか?」

川 ゚ -゚)「かもしれん」

川 ゚、゚) グス…

('A`)「…」

('A`)「帰ったほうがいいじゃないですか?」

川 ゚ -゚)「一応、授業は受けるよ」

川 ゚ -゚)「最近まともに勉強してないしな」

('A`)「この前も途中で授業抜け出してましたしね」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「最近、色々と忙しいんだ」

川 ゚ -゚)「(凍ったところを歩き回ったからな……風邪をひくのも無理はないか)」

 

 

 

15 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:50:28.84 ID: zjTYJlW70

川 ゚ -゚)「そんふぁ…」

('A`)「ふぁ?」

 

川 ><)・∵'A`) ックション!!!

 

川 ゚、゚) …ズズッ

川 ゚ ゚)「すまん」

(:A`)「いえ…」

 

 

 

17 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:51:44.69 ID: zjTYJlW70

 

―ハックション!!

―ゴッ!

男子生徒「痛っ!!」

男子生徒「…?」

男子生徒「……」

男子生徒「なんで、空から筆箱が…?」

 

 

18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:53:45.13 ID: zjTYJlW70


(*゚ー゚)「……」

―私は夢を“視た”

私は宙にふよふよと浮いていて、世界を見下ろしていた

普段、ぼやけた色合いでしかない世界が今日ははっきりと見えていた

こんな風に世界を見るのは何年ぶりだろうか

喜びと共に現実味の無さを実感する

―夢か、幻か

所詮そんなところだろう

それでも気持ちが幾分か高揚している

私は目を大きく開き、世界を見渡した

 

 

19 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:55:44.64 ID: zjTYJlW70

眼下に広がるのは、大きくて綺麗な部屋

何かの施設なのだろうか

調度品は高そうな物が置いてあるが、どこか区画的で機能性を重視した作りに見える

部屋の中央には大きなテーブル

テーブルにはクロスが掛けられ、その上に料理が所狭しと並んでいる

そして、座っていたはずの椅子から立ちあがり、料理の前でよだれを垂らしているのは

 

 

(*゚∀゚)「♪」

 

つー

私のお姉ちゃん

 

 

21 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:57:35.00 ID: zjTYJlW70

『…!?』

『お、お姉ちゃん!?』

一瞬目を疑った

しかし、直感で分かった

顔を見るのは初めてだが、間違いない

あの人は私のお姉ちゃんだ

『お姉ちゃん!!――』

私は再び声を張り上げる

しかし、それは彼女の耳に届ていないらしく彼女は振り向きもしない

いてもたってもいられず、近づこうとするも

もがく手は宙を切るばかりで少しも前に進まなかった

 

 

 

23 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 12:59:35.18 ID: zjTYJlW70

『―っ!!』

『…っ夢なら、思い通りになりなさいよ…!!』

誰に言うでもなく悪態をつく

その場でバタバタするだけで、体力ばかりを消耗してしまう

私が見えない何かと格闘している間に、下のテーブルでは食事が始まっていた

『ぐぅ……はぁ、はぁ…』

疲れ切った私は一旦抵抗することを止め、視線をテーブルへと戻す

 

 

 

24 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:01:07.96 ID: zjTYJlW70

(*゚∀゚)「♪」

(*゚w゚)「♪」

お姉ちゃんが美味しそうに何かを頬張っている

パエリアなようなもの

海鮮系のパスタ

パンを、ひとつ、ふたつ、みっつ…

『炭水化物ばっかり……野菜もちゃんと食べなさいよ、もう』

夢と分かっていても、つい口を出してしまう

 

 

25 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:02:20.03 ID: zjTYJlW70

しかし、本当にこれは夢なのだろうか

自分の夢にしては実に不便だ

知覚夢というのは、もっと融通が利くものではないのだろうか?

それに

“誰だろう、あの人達は―”

 

 

26 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:04:52.32 ID: zjTYJlW70

(*゚∀゚)「♪」

お姉ちゃんの他に、数人

席について食事をしている

中年男性から、小さい女のまでいる

いずれも知らない顔ばかりだ

顔を知らない知人の誰かという可能性はあったが

違うな、と思った

彼らは顔の作りからして、日本人のそれとは違った

私の知人に“外人”はいない

お姉ちゃんも元々は日本生まれだ

そのせいかお姉ちゃんだけが“浮いている”ように見えた

 

 

27 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:06:19.75 ID: zjTYJlW70

彼らのうちの一人が席を立ち、お姉ちゃんに近づく

手にはワインのボトルを持っている

(’e’)「〜」

(*゚∀゚)「〜」

お姉ちゃんと一言、二言交わす

何かのお祝いなのだろうか

お姉ちゃんを祝っているように見える

彼はにこやかに笑い、お姉ちゃんのグラスにワインを注ぐ

液体がグラスに満たされていく

 

 

 

28 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:07:03.04 ID: zjTYJlW70

(*゚∀゚)、「〜」

お姉ちゃんはそれを見て、困ったような顔をする

確かお酒は駄目なはずだ

美味しいと思わない、と言っていた

(‘_L’) 「〜」

渋るお姉ちゃんに、向かいの席から話しかける人がいた

身なりと席の位置から察するに、彼がこの場では一番偉いらしい

優しそうに笑い、お姉ちゃんに対しワインを勧めるような仕草をする

―せっかくだ、乾杯しようじゃないか

そんな言葉が聞こえてきそうだ

 

 

 

29 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:09:24.98 ID: zjTYJlW70

(‘_L’)

彼が目配せすると、一人を除く全員がグラスを手に持った

今から乾杯するようだ

お姉ちゃんにワインを注いだ男も、お姉ちゃんの横でグラスを掲げている

グラスを持たない一人は黙々と料理を食べているが

いつものことなのだろうか、誰も気にする様子はない

『……』

なんだろう、これは

何かのパーティーだろうか

パーティーにしては…

―少々“歪(いびつ)”な感じがする

 

 

 

31 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:10:34.59 ID: zjTYJlW70

『……』

目の前にうっすらと赤い霧のようなものが見える

それは先程のワインの色のようであり

血のようでもあった

(‘_L’) 「〜!」

トップであろう男が乾杯の音頭をとる

グラスが高く上がり、皆が液体を喉に流し込む

(*゚∀゚)、「…」

お姉ちゃんも渋々、“それ”に口を……

 

 

33 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:12:10.62 ID: zjTYJlW70

 

…駄目だ

それに口をつけてはいけない

―いや

“そもそも、この場にいてはいけない”

 

駄目だ駄目だ駄目だよ、お姉ちゃん

『駄目だよ!! お姉ちゃん!!!』

止めなければいけない

何故だかそう感じた

大声を出し、必死にもがく

しかし、声は届かず身体は前に進まない

 

 

34 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:14:06.65 ID: zjTYJlW70

『―っ!!』

『お姉ちゃん―!!!』

無駄だと分かって、尚、限界まで声を張り上げる

その時

叫び声が届いたのか、誰かがこちらに視線を向ける

 

(’e’)

( ’e’)

 

その男はこちらを見て、にやりと笑った

…気がした

赤い霧が濃くなっていき、次第に何も見えなくなる

 

 

35 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:15:09.10 ID: zjTYJlW70

 

『おねえt――』

 

―ゴンッ!

 

いきなり衝撃が顔面を襲う

私の叫び声はそれによって中断される

意識が遠くなっていく

夢の中で気を失うというのは有りなのだろうか

おねえちゃん…

薄れゆく意識の中、私はもう一度姉を呼んだ

 

 

37 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:16:26.87 ID: zjTYJlW70


――
―――

―ダイプロCルーム

ガバッ

(*-ー-)「…!!」

(-ー-*)「…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「私の部屋…」

(*-ー-)「……やっぱり夢、か…」

(*-ー-)「…変な夢」

(*-ー-)「…」

 

 

38 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:17:35.31 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「っていうか…」

(;-ー-)「いったぁい…」

(;-ー-)「顔がじんじんする…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「…ん?」

(*-ー-)「これは………タライ…?」

(*-ー-)「なんでこんなのが部屋にあるのかしら…?」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「…なんのよ、もう」

 

 

39 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:19:29.16 ID: zjTYJlW70

―Cルーム前廊下

―ハックション!!

川 ゚、゚) …ズズッ

川 ゚ -゚)「…うーむ」

川 ゚ -゚)「いつもの流れでダイプロに来てみたが…」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚ -゚)「まぁ、軽く顔だけ出して帰るか」

川 ゚ -゚)「帰りは貞ちゃんに送ってもらおう」

川 ゚、゚) …ムズムズ

―ハックション!!!

ゴンッ

『いたっぁ―!!』

 

42 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:21:34.39 ID: zjTYJlW70

―ダイプロミーティングルーム

川д川「あらぁ、クーちゃん風邪〜?」

川 ゚、゚)「…あ゙ぁ」

川 ゚、゚) …ズズッ

川 ゚ -゚)「それっぽいな」

川 ゚ -゚)「それより、今日は貞ちゃんだけか?」

川д川「みんなもダウンなのよ〜」

川 ゚ -゚)「…なるほど」

 

 

43 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:23:10.79 ID: zjTYJlW70

川д川「だから、“大変なことになる”って言ったのにね〜」

川д川「どちらにしろ、回避不可能だったかしら〜」

川 ゚ -゚)「…?」

川 ゚ -゚)「なんのことだ?」

川д川「観測による危険予知よ〜」

川д川「プラーナ(気)の流れを読めば、ある程度は可能よ〜」

川д川「必ずしもそれが良い結果を生み出すとは限らないけどね〜」

川 ゚ -゚)「??」

川д川「こっちの話だから、気にしないでいいわ〜」

川 ゚ -゚)「あ、あぁ…」

川 ゚ -゚)「(…頭痛が酷くなってきた気がする)」

 

 

45 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:24:22.19 ID: zjTYJlW70

川 ゚、゚) …ムズッ

川 ゚、゚)「また、くs」

 

―ハックション!!!

 

ゴイン!

『いたっ!!』

―扉の向こう、通路の方から声が響いた

―二人がそちらに顔を向けると同時に扉が開いた

 

―ガチャ

(;´∀`)「モナ…」

 

 

 

47 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:25:54.63 ID: zjTYJlW70

川д川「あら、珍しい」

川 ゚、゚) …ズズッ

川 ゚ -゚)「主任、どうかしたんですか?」

(;´∀`)「いや、いきなりタライが……」

( ´∀`)「ま、まぁ、どうでもいいモナ」

( ´∀`)「皆は?」

川д川「風邪でダウンです〜」

川 ゚ -゚)「私もです」

( ´∀`)「そうモナか…」

( ´∀`)「…」

川 ゚ -゚)「何かあったんですか?」

( ´∀`)「…」

( ´∀`)「今後について決まったモナ」

 

 

49 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:27:50.94 ID: zjTYJlW70

川д川「あら」

川 ゚ -゚)「…どうなったんですか?」

( ´∀`)「…」

( ´∀`)「つーくんはアメリカに帰ることになったモナ」

( ´∀`)「彼女の暴走の原因の調査、及び処罰諸々はあちらで行うとのことモナ」

川 ゚ -゚)「…処罰、ですか」

( ´∀`)「…モナ」

( ´∀`)「早急につーくんを引き渡すよう言われているモナ」

川 ゚ -゚)「しかし……」

川 ゚ -゚)「彼女はまだ昏睡状態です。そんな状態で…」

( ´∀`)「こちら側も管理責任を追求されたモナ」

川 ゚ -゚)「…」

 

 

 

50 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:28:50.36 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「明日にもアメリカの調査員が来るモナ」

( ´∀`)「時間は、ないモナ」

川д川「アメリカ人が事件を起こして、被害者は日本人なのに随分横暴ね〜」

( ´∀`)「…」

川д川「脅されているとか、かしら〜?」

( ´∀`)「…」

( ´∀`)「…ダイプロを失うわけにはいかないモナ」

川 ゚ -゚)「そんな、大げさな…」

( ´∀`)「大げさじゃない!」

川 ゚ -゚)「…!」

川д川「…!」

 

 

 

52 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:32:15.07 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「…」

( ´∀`)「…すまないモナ」

( ´∀`)「疲れているのかもしれないモナ…」

川 ゚ -゚)「…いえ」

( ´∀`)「…」

川д川「…」

( ´∀`)「…どうにかしたいのは山々なんだモナ」

川 ゚ -゚)「…」

( ´∀`)「でも、明日には連れて行かれてしまうモナ」

( ´∀`)「どうにもできないモナ」

 

 

54 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:33:22.54 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「…」

川 ゚ -゚)「…」

川 ゚、゚) …ムズッ

 

川 ><)・∵ ックション!!!

 

ゴン!!

川   )「ぶっ!!」

川д川「あ、空からタライが…」

( ´∀`)「…犯人が分かったモナ」

 

 

55 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:35:32.68 ID: zjTYJlW70

 
 ゛Θ ゛
  日  ピコーン

川 ゚ -゚)

 

川 ゚ -゚)「モナー主任」

( ´∀`)「…モナ?」

川 ゚ -゚)「ちょっと、提案が、あるんです、が…」

川 ゚、゚) …ハ…ハッ

 

―ックッシュ

 

 

 

57 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:36:54.69 ID: zjTYJlW70

―ダイプロCルーム

(;-ー-)「いたぁ…」

(*-ー-)「なんだか最悪な目覚めね…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「はぁ…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「…いつまでも寝てるわけにはいかないわね」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「…よいしょっと」

…ギシッ

(*-ー-)「お姉ちゃんのところ、行こうかな…」

 

 

58 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:39:53.97 ID: zjTYJlW70

―コンコン

(*-ー-)「―! はい?」

『あー、オレオレ』

(*-ー-)「オレオレ詐欺?」

『ちげーよ、ギコだよ。ギ・コ』

(*-ー-)「冗談よ。開いてるから、どうぞ」

『このやろう…』

 

―ガチャ

 

(,,゚Д゚)「んだよ、元気そうじゃねーかよ」

 

 

59 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:40:47.33 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「一人だけ風邪ひいてないギコくんほどじゃないわよ」

(,,゚Д゚)「照れるぜ」

(*-ー-)「誉めたつもりじゃないんだけどな…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「そういえば、何の用?」

(,,゚Д゚)「いや…」

(,,゚Д゚)「お見舞いのつもりだったんだがな。必要なかったか」

(*-ー-)「そう、ね」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…」

(,,゚Д゚)「…あんまり思い詰めんなよ」

(*-ー-)「そんなことないわ」

(,,゚Д゚)「ぶっ倒れるまで看病してた人間が言うセリフかよ」

(*-ー-)「…」

 

 

61 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:43:53.49 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…」

(*-ー-)「ねぇ、ギコくん」

(,,゚Д゚)「あん?」

(*-ー-)「…お姉ちゃんが暴れてるって聞いたとき、どう思った?」

(,,゚Д゚)「…」

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「びっくりしたよね」

(,,゚Д゚)「…あぁ」

(*-ー-)「私はそれと同時に『あぁ、またか』って思ったの」

(,,゚Д゚)「…」

(*-ー-)「お姉ちゃんが心を病んでるのは知ってるでしょ?」

(,,゚Д゚)「…あぁ」

 

 

62 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:46:11.37 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「…慣れ、なのかな」

(*-ー-)「もちろん、すごく心配したし、大慌てだったわ」

(*-ー-)「…でもね、思うの」

(*-ー-)「もっと注意していれば気付けたんじゃないかって」

(,,゚Д゚)「それは…」

(*-ー-)「前の日、病院でお姉ちゃんの様子がおかしかったの」

(*-ー-)「あれは予兆じゃなかったのか―」

(*-ー-)「あそこで気付いていれば、私が病院に留まれば、今回のような事態は防げたんじゃないのか」

(*-ー-)「―そう、思うの」

(,,゚Д゚)「…」

(*-ー-)「もう、遅いけどね」

(,,゚Д゚)「…」

 

 

 

64 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:47:52.29 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「オレはさ」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「アメリカが嫌いなんだよ」

(*-ー-)「…?」

(,,゚Д゚)「別に理由なんてないけどね」

(,,゚Д゚)「何か虫が好かないんだよ」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…明日、アメリカから調査員がくるらしい」

(,,゚Д゚)「調査なんてろくにしないだろう。つーを引き取るのが目的だ」

(*-ー-)「―!!」

 

 

 

67 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:50:23.92 ID: zjTYJlW70

(,,゚Д゚)「引き取られたあと、どうなるかは分からない」

(,,゚Д゚)「ロクでもないことになるのは確かだけどな」

(;-ー-)「そんな…!!」

(,,゚Д゚)「やっぱ、アメリカはいけ好かねぇ」

(,,゚Д゚)「―だから、一泡吹かせようと思う」

 

(*-ー-)「へ?」

(,,゚Д゚)「反抗すんだよ」

(;-ー-)「…反抗って」

(,,゚Д゚)「このまま つーが連れて行かれるのを黙って見てるつもりか?」

(*-ー-)「そんなわけじゃないけど…!」

(,,゚Д゚)「じゃあ、決定」

 

 

 

68 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:53:08.03 ID: zjTYJlW70

 

―ガチャ!!

 

川 ゚ -゚)「よくやった、ギコ」

(,,゚Д゚)、「照れるぜ」

(*-ー-)「へ?」

( ・∀・)「よし、確保だ」

从 ゚∀从「確保〜」

(*-ー-)「え?え?え?」

( ´∀`)「作戦の礎となってくれモナ」

川 ゚ -゚)「時間がないぞ、急ごう」

川д川「大丈夫よ〜すぐ済むから〜」

(;-ー-)「え――――――!?」

 

 

 

72 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:57:03.34 ID: zjTYJlW70

―翌日、ダイプロミーティングルーム

( ´∀`)( ・∀・)从 ゚∀从

| ^o^|「こんにちは、アメリカから来たブームと言います」

( ´∀`)「アイムファインセンキューハワイユーだモナ」

| ^o^|「日本語、できるので大丈夫です」

( ´∀`)「…モナ」

| ^o^|「早速ですが、本題に移りたいと思います」

| ^o^|「ジョーカーに会わせてください」

( ´∀`)「いきなりモナか…!?」

( ´∀`)「そ、その前に施設の見学なんてどうですかモナ」

| ^o^|「私の仕事は調査及びジョーカーの回収です」

| ^o^|「迅速な対応を願います」

( ´∀`)「…モナ」

 

 

76 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 13:59:05.23 ID: zjTYJlW70

从 ゚∀从「ヘイ、アメリカン」

| ^o^|「…」

| ^o^|「なんですか、この粗雑な猿は」

从 ゚∀从「んだとぶっ飛ばすぞ、てめぇ」

( ・∀・)「落ち着くんだ、ハインくん。相手は客だ」

从 ゚∀从「…」

从-∀从「はい、ダーリン(はぁと)」

从 ゚∀从「…失礼しました、アメリカンさま」

| ^o^|「…」

从 ゚∀从「病院まで道案内しますので、どうぞ付いてきやがれ」

| ^o^|「…」

| ^o^|「…まぁ、いいでしょう」

 

 

 

79 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:01:51.82 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「それじゃあ、行くモナ」

( ・∀・)「それでは、私はここで留守を預かります」

( ´∀`)「任せたモナ」

 

―ガチャ

 

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「―さて」

( ・∀・)「急がないとな…」

 

 

81 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:02:47.59 ID: zjTYJlW70

―VIP総合病院

| ^o^|「ここですか…」

从 ゚∀从「イエスアイドゥー」

| ^o^|「距離的にはそう遠くないと思っていましたが、時間がかかりましたね」

( ´∀`)「に、日本の道路は複雑なんだモナ」

| ^o^|「…」

| ^o^|「確かにそうかもしれませんね」

| ^o^|「それではジョーカーに会わせてください」

 

 

83 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:04:01.88 ID: zjTYJlW70

―VIP総合病院、病室前

(,,゚Д゚) 川 ゚ -゚)

(,,゚Д゚)「お待ちしておりました」

| ^o^|「…」

| ^o^|「日本のエスパーは猿ばかりなんでしょうか?」

(,,゚Д゚)「あ?」

从 ゚∀从「やんのか、おい」

(;´∀`)「もういや…」

 

 

 

86 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:04:50.70 ID: zjTYJlW70

川 ゚ -゚)「すいません、猿がご迷惑を」

(,,゚Д゚)「ちょ、クーt」

―ゴッ

 

川 ゚ -゚)「ジョーカーは、こちらです」

(,, Д )「…オレ、何も悪いことしてないよね? ぐふっ…」

| ^o^|「(…ゴリラもいるようですね)」

川 ゚ -゚)「…」

|;^o^|「…あ、開けてもらいましょうか」

川 ゚ -゚)「はい」

 

 

88 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:05:55.30 ID: zjTYJlW70

―ガチャ

 

[(*-∀-)]「…」

 

| ^o^|「…」

| ^o^|「確かに」

| ^o^|「昏睡状態と聞きました、あとは本国に帰って治療します」

( ´∀`)「モナ」

| ^o^|「輸送における手続きなどは、追って…」

 

 

 

[(*-∀-)]「…」

[(*-∀-)]「…ん」

 

 

90 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:06:48.36 ID: zjTYJlW70

| ^o^|「…?」

( ´∀`)「!?」

川 ゚ -゚)「今…」

| ^o^|「声が…?」

 

[(*-∀-)]「…んっ…」

[(*-∀-)]

[(*-∀゚)] !

[(*゚∀゚)]

 

―ガバッ

 

(*゚∀゚)「おう!? こ、ここはどこですかー!?」

 

 

 

93 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:09:38.37 ID: zjTYJlW70

|;^o^|「な!?」

( ´∀`)「目が覚めたモナか…!?」

从 ゚∀从「マジかよ…」

|;^o^|「ば、バカな…」

(,,゚Д゚)「(…バカな…?)」

 

(*゚∀゚)「は、はぁい、みんな。どうしたですかー?」

 

(,,゚Д゚)「いや、どうしたって…」

从 ゚∀从「全部、お前のせいだろ」

 

(*゚∀゚)「ワッツ?」

 

 

 

95 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:10:27.03 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「と、ともかく、目が覚めて良かったモナ」

( ´∀`)「つーくん」

( ´∀`)「研修日程を大幅にオーバーしてしまったモナ」

( ´∀`)「もう帰らないといけないモナ」

( ´∀`)「こちらのブームさんがお迎えの人だモナ」

|;^o^|「そ、そうです」

| ^o^|「本国への帰還命令が出ています」

| ^o^|「早速ですが、帰りますよ。ジョーカー」

 

(*゚∀゚)「…」

 

 

97 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:11:18.27 ID: zjTYJlW70

 

(*゚∀゚)「…」

 

(*゚皿゚)「いー」

(*゚δ゚)「やー」

(*゚Д゚)「だー」

(*゚∀゚)「でーす」

 

 

|;^o^|「…」

 

 

99 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:11:54.40 ID: zjTYJlW70

|;^o^|「ワガママを言わないでください、ジョーカー」

|;^o^|「期間限定の約束です。あなたは、盃を交わしたはずです」

 

(*゚∀゚)「そんなの知りませーん」

|;^o^|「なんというワガママ…」

 

( ´∀`)「…」

(,,゚Д゚)「…」

从 ゚∀从「…」

川 ゚ -゚)「…」

 

 

 

101 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:12:44.81 ID: zjTYJlW70

―隣の病室

川д川「いいわ〜いいわ〜」

川д川「ノってるわね〜」

川д川「さすが“妹”ね〜」

( ・∀・)「いいから状況を教えろ」

川д川「はいはい〜」

川д川「…ん〜」

川д川「ターゲット、ブームはその場に停滞。現状維持で〜」

( ・∀・)「了解」

( ・∀・)【ターゲットはその場に停滞。現状維持だ】

【はい…分かりました】

 

 

 

104 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:14:21.57 ID: zjTYJlW70

( ・∀・)「…ふぅ」

( ・∀・)「つーくんに変装さえた、しぃか」

( ・∀・)「よっぽどじゃなければ、見分けはつかんだろうな」

川д川「私が“扉”で監視して、モララー補佐がテレパシーで伝える。完璧な作戦ね〜」

( ・∀・)「そうか…?」

( ・∀・)「肝心の“どうやって連れて行かれないようにするか”の部分」

( ・∀・)「“つーくんのワガママ”というのは、凄く不安なんだが」

川д川「まぁ、なるようになりますよ〜」

( ・∀・)「そりゃそうだろうがな…」

 

 

 

108 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:18:08.29 ID: zjTYJlW70

― 一方、つー(しぃ)の病室では

 

(*゚∀゚)「やだやだやだでーす」

|;^o^|「ぐぅ…」

 

―未だ熾烈な戦いが繰り広げられていた

 

 

( ´∀`)「…(さすがに、つーくんの力を知ってるだけに、手は出せないはずモナ)」

(,,゚Д゚)「…(しぃ、ノリノリだな)」

从 ゚∀从「…(補佐、頑張って(はぁと))」

川 ゚ -゚)「…(やばい、またくしゃみが…)」

 

 

111 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:19:52.55 ID: zjTYJlW70

(*゚Д゚)「や――――だ―――――――!」

|;^o^|「…っく」

|;^o^|「……」

|^o^;|「おい、お前達。ジョーカーをどうにかして連れ出しなさい」

|^o^;|「こうなった責任はお前達にあります。責任をとりなさい」

 

 

(;´∀`)「…(え? …やばいモナ)」

(;,゚Д゚)「…(あれ、これって想定外?)」

从;゚∀从「…(なんという浅はかな作戦)」

川;゚、゚)「…(…限……界)」

 

 

113 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:22:52.44 ID: zjTYJlW70

 

(;゚∀゚)「……」

 

|^o^;|「おい、早くしn」

 

 

 

 

―ックッシ

 

 

115 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:23:40.72 ID: zjTYJlW70

 

 

 ガシャン!!!

 
^ ;,Ω・; ^
 | o ;| 「モルダァ!!」

 

 

 

(*゚∀゚)( ´∀`) 「 あ 」 (,,゚Д゚) 从 ゚∀从

 

川;゚、゚)「…しまった」

 

118 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:25:36.29 ID: zjTYJlW70


―後日、アメリカ:エスパゴン会議室

(‘_L’) 「…ブームが帰ってきたようです」

(’e’)「ほぅ…」

(’e’)「ようやく、ジョーカーも帰国ですか」

(’e’)「彼女は良くやってくれたようですね、労ってあげなくては」

(‘_L’)「…」

(‘_L’) 「…残念ながら、帰国したのはブームだけです」

(’e’)「! ほぅ…」

(’e’)「日本が引渡しを拒否したのですか?」

(‘_L’) 「いえ―」

(‘_L’) 「昏睡状態のはずのジョーカーが目覚め、自ら帰国を拒否したとの報告を受けてます」

 

 

120 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:27:17.90 ID: zjTYJlW70

(’e’)「なんと…!」

(’e’)「私の“盃”の支配から逃れたということでしょうか?」

(‘_L’) 「どうでしょうね」

(‘_L’) 「ブームは、無理矢理に連れて行こうとしたところ“手痛い反撃を受けた”と言っていますが」

(‘_L’) 「記憶の一部分が曖昧なようで、要領を得ません」

(’e’)「興味深いですねぇ…」

(’e’)「それで、どうするんですか?」

(‘_L’)「…放っておきます」

(’e’)「なるほど」

(‘_L’)「邪魔者は片付きました」

(‘_L’)「今、彼女を回収しようにも抵抗がある分、無駄な労力です」

(‘_L’)「折を見て回収する事とします」

「なぁんだ…」

(‘_L’)「…!」

 

 

123 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:28:35.51 ID: zjTYJlW70

ミセ* ー )リ「アタシが行こうと思ってたのに…」

(‘_L’)「…ミセリさん、ですか」

…スッ

ミセ*゚ー゚)リ「あったり〜」

ミセ*゚ー゚)リ「ジョーカー、アタシが回収してきてあげようか?」

(‘_L’)「結構です」

ミセ*゚听)リ「えー」

(‘_L’)「あなたは何でも“バラして”しまいますからね、今回のような件には向いていません」

ミセ*゚ε゚)リ「ちぇ、つまんない〜」

(‘_L’)「またの機会にお願いします」

 

 

 

127 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:32:29.74 ID: zjTYJlW70

(‘_L’)「あぁ、セントジョーンズさん。任務を失敗したブームの件ですが…」

ミセ*゚ー゚)リ「あ、“それ”なら私が処分しておいたよ♪」

(’e’)「…だそうですよ」

(‘_L’)「…」

(‘_L’)「また、ですか。勝手に職員の数を減らさないでほしいんですが…」

ミセ*>ー<)リ「ごめんなちゃい♪」

(’e’)「…」

(‘_L’)「…はぁ」

(’e’)「まぁ、頑張りましょう」

 

 

129 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:34:01.00 ID: zjTYJlW70

―ダイプロミーティングルーム

川 ゚ -゚)「ごめんなさい」

川д川「…」

从 ゚∀从「…まぁ」

川д川「結果オ〜ライ」

从 ゚∀从「だな」

 

 

 

131 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:35:43.46 ID: zjTYJlW70

( ´∀`)「それにしても上手くいったモナ」

( ´∀`)「花瓶がブームの頭に落ちたときは、どうなることかと思ったモナ」

( ・∀・)「確かに結果オーライですね」

( ・∀・)「その件を、つーくんの力のせいにして」

( ・∀・)「記憶を少し削るだけで、こと足りましたからね」

从 ゚∀从「つーにはちょっと悪いことをしたかな」

川д川「結果オ〜ライ」

川 ゚ -゚)「ありがとう、ツン」

川 ゚ -゚)「風邪なのにすまんかったな」

ξ*゚听)ξ「―ば!!」

ξ*゚听)ξ、「ばーろぅ…。別にいいよ、そんなこと」

ξ*゚听)ξ「…」

ξ*゚听)ξ「あとでジュースね! 黒酢レモンウォーターだよ!」

川 ゚ -゚)「構わんが……それは、ジュースか?」

 

 

 

132 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:36:48.29 ID: zjTYJlW70

( ・∀・)「しかし、あれでアメリカは納得してくれますかね?」

( ・∀・)「正直、かなり力技だと思うのですが」

( ´∀`)「さぁ…」

( ´∀`)「今のところは何も言ってこないモナ」

( ´∀`)「所詮、一時しのぎに過ぎないかもしれんモナ…」

( ・∀・)「…」

( ・∀・)「それでも私は良かったと思いますよ」

( ´∀`)「…」

( ・∀・)「何もしないよりは、ずっと」

( ´∀`)「…そう、モナね」

( ・∀・)「えぇ」

 

 

133 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:37:19.34 ID: zjTYJlW70

 

川 ゚ -゚)「そういえば、しぃとギコは?」

ξ*゚听)ξ「つーのとこに行くって言ってたよ」

ξ*゚听)ξ「…早く良くなるといいね」

川 ゚ -゚)「あぁ…」

 

「そうだな」

 

135 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:39:12.84 ID: zjTYJlW70

―VIP総合病院、つーの病室

 

[(*- -)]「…」

 

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…良かった、な」

(*-ー-)「…うん」

(,,゚Д゚)「演技、そっくりだったぜ」

(*-ー-)「…姉妹だからね」

(,,゚Д゚)「…そうだな」

(*-ー-)「…うん」

 

 

136 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:40:01.84 ID: zjTYJlW70

[(*- -)]「…」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…この前の話の続きだけど」

(*-ー-)「…ん?」

(,,゚Д゚)「オレ、やっぱアメリカは嫌いなんだよ」

(,,゚Д゚)「今回の件でますます嫌いになった」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「…だけど」

(,,゚Д゚)「こいつは、嫌いじゃない」

 

[(*- -)]「…」

 

 

140 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:43:12.31 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「今回の件は、どうにも腑に落ちない」

(,,゚Д゚)「こいつが理由も無しに“あんなこと”をするとは思えない」

(,,゚Д゚)「それが何かは分からなけど」

(,,゚Д゚)「きっと、何か理由がある……と思う」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「それに、お前が悪いわけじゃない」

(*-ー-)「でも、そのせいでロマネスク…さんが」

(,,゚Д゚)「あの人は殺しても簡単には死なないさ」

(,,゚Д゚)「なんたって『最強』だしな」

 

 

 

144 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:45:46.91 ID: zjTYJlW70

(,,゚Д゚)「それに……気付けなかったことなら、オレも同罪だ」

(*-ー-)「そんなこと…! …ないわ」

(,,゚Д゚)「それなら、お前もあまり気に病むな」

(,,゚Д゚)「オレは反省はしても、後悔はしない」

(*-ー-)「…」

(,,゚Д゚)「な?」

(*-ー-)「…うん」

(,,゚Д゚)「よしっ」

 

 

146 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:47:40.06 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)「…」

(*-ー-)「でも、ギコくん」

(,,゚Д゚)「あん?」

(*-ー-)「いつもとキャラが違うよ?」

(,,゚Д゚)「そうか?」

(*-ー-)「うん。クーちゃんの前でも、そんな風にしてればいいのに」

(,,゚Д゚)「……そうかな?」

(,,゚Д゚)

(,,゚Д゚ )+ キリッ!

(*-ー-)「あははははw うん、きっとそっちがいいよ」

 

 

 

149 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 Mail: 投稿日: 2007/11/18(日) 14:48:44.75 ID: zjTYJlW70

(*-ー-)、「…」

(*-ー-)「…ありがとう」

(,,゚Д゚)「まぁ、“弟”としてな」

(*-ー-)「いつもは頼りないけどね」

(,,゚Д゚)「言うな」

 

―二人は笑いながら、ベットの上のつーを見(視)る

 

[(*- -)]

 

―彼女の寝顔は、優しく穏やかで

―妹弟を見守る姉のようだった

 

第十八話了

 

 

 

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